PK判定に激怒、選手や観客が主審襲撃し試合中止に ケニア
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【10月8日 AFP】ケニアの首都ナイロビで7日、サッカーの1部リーグ昇格がかかる重要な一戦で、アウエーのチームにペナルティーキック(PK)を与えた主審が選手や観客に襲われ、スタジアムから追い出される騒動があり、国内で厳しい批判の声が上がっている。
試合では、ナイロビを本拠地とするホームのカリオバンギ・シャークスが、相手チームのモンバサ・ユナイテッドを2-1でリードしていた。
しかし、ジョン・スルウェ主審が相手チームにPKを与えると、カリオバンギ・シャークスの選手らが怒りをあらわにし、スルウェ主審を取り囲んで小突き回した。その後、観客もピッチになだれ込み、投げられたプラスチック製の椅子が主審の頭部をかすめる一幕もあった。
主審は警備員に警護されながらピッチ外への退避を余儀なくされ、試合は後半68分で中止となった。
ケニア紙スタンダードは、黄色いキャップ帽をかぶった男に顔面を殴られるスルウェ主審の写真を1面に掲載し、この騒動を「恥ずべき行為」と強く非難した。現時点までに、ケニアサッカー連盟(FKF)および両クラブとも騒動についてコメントを出していない。
カリオバンギ・シャークスは昨シーズンの結果、1部リーグからの降格が決まり、モンバサ・ユナイテッドとの入れ替わることになっていた。
しかし、カリオバンギ・シャークス側は「降格は未施行の新ルールに基づくものだ」として法的措置を講じ、降格処分に異議を唱えていた。
事態の長期化を避ける目的で、FKFはこの試合の開催を決めた。FKFは長きにわたり、不正スキャンダルに悩まされている。(c)AFP