韓国の科学技術院、早期選考の志願者が初の3万人突破…5年で2.5倍に
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【10月08日 KOREA WAVE】韓国の4つの科学技術院で、2027年度の早期選考の志願者が初めて3万人を超えた。人工知能(AI)関連専攻の新設や半導体企業との契約学科への人気が高まり、理工系に受験生が集まったと分析されている。
鍾路学院によると、韓国科学技術院(KAIST)、蔚山科学技術院(UNIST)、大邱慶北科学技術院(DGIST)、光州科学技術院(GIST)の2027年度早期選考の志願者は計3万3349人だった。2026年度の2万4423人から8926人(36.5%)増え、過去最多となった。
4科学技術院の志願者は2022年度の1万3315人から5年間で約2.5倍に増加し、2027年度に初めて3万人を突破した。
大学別ではDGISTの増加幅が最も大きく、前年比48.9%増となった。UNISTは41.6%、GISTは36.2%、KAISTは20.1%それぞれ増えた。4校の平均倍率も16.13倍となり、前年の14.14倍から上昇した。
志願者増加の背景には、AI関連専攻の新設や半導体分野への高い関心があるとみられる。4校は2027年度、AI関連専攻で計340人を新たに募集する。DGIST、UNIST、GISTがそれぞれ100人、KAISTが40人となっている。
半導体分野の契約学科への関心も高まった。サムスン電子の半導体契約学科では、GISTの志願者が前年比80.6%、DGISTが53.9%増加した。倍率もGISTは6.40倍から11.56倍、DGISTは9.89倍から15.22倍に上昇した。
一方、KAIST半導体システム工学科の志願者は前年比56.0%減少した。募集人数が100人から40人に減った影響が大きく、倍率は逆に4.20倍から4.63倍へ上昇した。
2027年度は地域医師制度の導入などの影響で医学部の募集人数も拡大した。それでも科学技術院への志願者が大幅に増えたことから、受験生の理工系への関心が高まっているとの分析が出ている。
ただ、志願者の増加が実際の入学者増につながるかは不透明だ。科学技術院は早期選考の出願回数を6回までとする制限の対象外で、医学部や一般大学の理工系学科などと併願できるためだ。
鍾路学院のイム・ソンホ(林成浩)代表は、受験生の最終的な選択によって実際の入学結果は変わる可能性があるとし、科学技術院と医学部、一般大学の理工系学科との重複合格や入学先の移動が今後の合格ラインにも影響すると指摘した。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News