ブルキナファソ、授業内容を「脱植民地化」 欧州人は「探検家」ではなく「侵略者」
このニュースをシェア
【10月8日 AFP】西アフリカ・ブルキナファソの軍事政権は、新年度から歴史、地理、公民の教育課程を全面的に見直し、生徒が学ぶ内容を「脱植民地化」すると発表した。
同国は1960年までフランスの植民地だった。
ムムニ・ズングラナ高等教育相は政府の行事で、「カリキュラムを見直し、われわれを子どもや動物のように扱う表現を削除し、われわれの価値観を推進する章を加えることを決めた」と述べた。
イブラヒム・トラオレ暫定大統領率いる軍事政権は、2022年のクーデターで政権を掌握して以来、主権の擁護と権威主義的な統治に基づく政策を進めている。
ズングラナ氏は「教科書を開けば、われわれは単なる客体として描かれている。われわれの勝利が取り上げられることはなく、それどころか敗北や否定的な面ばかりが強調されていた」と嘆いた。
首都ワガドゥグの歴史・地理教師によると、教科書はまだ改訂されていないが、高等教育省は教師向けに、避けるべき表現や削除・追加する章を明記した冊子を配布した。
この教師は「今後は『探検家』ではなく、『侵略者』と呼ぶ。従来の教科書で暴君や野蛮人として描かれてきたアフリカの抵抗運動の闘士たちの名誉を回復する」と述べた。(c)AFP