モルドバに「トランプ送電線」、隣国ルーマニアには「トランプ公園」
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【10月8日 AFP】モルドバ政府は7日、米国の資金援助を受けて建設され、隣国ルーマニアと結ぶ高圧送電線を、米側の提案を受けて「トランプ・リバティー・ライン」と命名すると発表した。
ドナルド・トランプ米大統領の名前や肖像を、国内外の施設や紙幣などに冠する動きが相次いでいる。
モルドバ政府のドゥミトル・チョリチ報道官によると、モルドバのストラシェニとルーマニアのグティナシュを結ぶ400キロボルトの送電線は、米国から1億3000万ドル(約205億円)の資金援助を受けて建設される。
チョリチ氏は名称について「米大使館からの提案で、モルドバ政府として異論はない」と説明。「政府は国民に利益をもたらす取り組み、とりわけ国の安全保障とエネルギーを守る取り組みを支持する」と述べた。
米政府は2025年、送電線の建設に1億3000万ドルの資金を拠出することを承認したが、当時は名称を示していなかった。
5月に行われた送電線の名称をめぐるオンライン投票では、終了の1~2日前の時点ではモルドバのマイア・サンドゥ大統領の名前が首位だったが、当局によると、最終的にトランプ氏の名前が最多票を集めた。一部のインターネット利用者からは、当局が投票を操作したとの批判も出ている。
ルーマニアでも、拡張工事が進む首都ブカレストの公園が、トランプ氏の名を冠した名称に変更される予定だ。
トランプ氏は、存命中の人物、特に現職大統領を通貨や建物で顕彰することを避けてきた米国の慣例を破っている。(c)AFP