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【10月08日 KOREA WAVE】韓国映画「暗殺者(たち)」の歴史描写を巡り、韓国野党「国民の力」がシンガポール国際映画祭(SGIFF)での開幕上映の撤回を求めた問題で、映画祭側は10月7日、予定通り上映すると発表した。

国民の力は所属国会議員109人全員の名義で書簡を送り、開幕作品に選んだ判断の再考を要求していた。実際の事件を扱いながら、当時の権力機関やパク・チョンヒ(朴正熙)大統領の関与を示唆する余地を残しているとして、歴史を歪めたと主張した。

これに対し映画祭側は、作品の芸術的成果と現代アジア映画への貢献を踏まえ、独立した選考を経て選んだと説明。制作陣の創作上の意図を尊重し、第37回映画祭の開幕作品としての上映を維持するとした。

声明では、制作陣が本作を歴史的事件と架空の人物・状況を組み合わせた作品と説明してきたことも紹介。歴史上の結論を示したり、特定の政治目的を果たしたりするための映画ではないという立場を踏まえ、一つの創作物として紹介する考えを示した。

作品はトロント国際映画祭で世界初上映された。声明によると、韓国では約250万人を動員し、秋夕連休中の座席販売率は約47%だった。10月7日の報道時点では興行ランキングの首位を維持している。

映画祭は10月21日に開幕する。主催者は、観客が多様な物語や視点に触れる機会を提供することが映画祭の役割だと強調した。

(c)STARNEWS/KOREA WAVE/AFPBB News