【10月7日 AFP】ロシアのクレムリン(大統領府)は7日、フランスが核搭載可能な新型ミサイルの発射試験を行ったことを受け、欧州が軍事化を進めている兆候だと主張し、事態を注視していると述べた。

クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、前日に行われた仏ミサイル発射試験について、「欧州は軍事化という観念に取りつかれている」とし、「このような挑発的な行動や計画を背景に、ロシアは警戒を強めている。われわれはこれら全てを注視している」と記者団に述べた。

仏国防省は6日、新型の核搭載可能弾道ミサイル「M51.3」の原子力潜水艦からの初発射試験を行ったことを発表した。

国防省によると、発射されたのは潜水艦発射弾道ミサイル「M51」の改良型で、弾頭は搭載されていなかった。ブルターニュ沖で原子力潜水艦「ル・ビジラン」から発射され、沿岸部から数百キロ離れた「北大西洋に着弾した」という。

発射試験の成功を受け、マクロン氏はXに「自由であるためには、恐れられなければならない。そして恐れられるためには、強くなければならない」と投稿。「この技術的成功は、長期的な運用可能性が確保されているわが国の核抑止力の信頼性を改めて証明するものだ」と付け加えた。

マクロン氏は、ロシアによる一連の「ハイブリッド」攻撃を非難した上で、欧州諸国に対する「ロシアの侵略と威嚇」の性質の変化に警戒感を示しており、9月中旬には、こうした行動が「不問に付されることはない」と明言していた。(c)AFP