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【10月07日 KOREA WAVE】韓国で紅葉シーズンを迎え、山を訪れる人が増えるなか、登山道でBluetoothスピーカーを使って音楽やラジオなどを大きな音で流す登山客を巡る議論が繰り返されている。

登山道でのスピーカー騒音は以前から指摘されてきた。韓国の歌謡曲やポップスだけでなく、ラジオや賛美歌、仏教の読経などをスピーカーで流す登山客を見かけたという体験談も相次いでいる。

登山客からは、不特定多数が利用する場所だけに、個人的な音楽鑑賞は他人の迷惑にならない範囲にすべきだとの声が上がる。スピーカーで音楽を流す登山客と進む方向が重なり、音から離れるため、あえて途中で休憩してから再び歩き始めたというネットユーザーもいた。

一方、スピーカーを利用する登山客からは「イヤホンを耳に入れていると窮屈で、音楽と一緒に自然の音も楽しみたい」との声もある。周囲を人が通る際には一時的に音量を下げるなど、自分なりに配慮していると説明する人もいるという。

それでも、望んでいない音楽や放送を聞かされる登山客がいることから、個人の音楽鑑賞と公共の場で静かな環境を楽しみたい人の権利を巡る対立は毎年繰り返されている。

韓国政府も以前から登山道の騒音問題への対応を進めてきた。山林庁は2014年のキャンペーンで「騒音をなくし、他人に配慮する」ことを強調し、2017年にもほかの登山客に配慮したマナーを呼びかけた。

国立公園などの自然公園では、騒音を発生させる行為が規制対象になる場合がある。自然公園法では公園の保護や利用秩序の維持を目的に特定の行為を禁止・制限でき、国立公園公団もスピーカーなどで騒音を発生させないよう案内している。

ただし、山でBluetoothスピーカーを使うこと自体が一律に処罰されるわけではなく、自然公園法の適用や各公園の規則、実際の騒音の程度などによって対応は異なる。

ソウル市も登山マナーとして「音楽鑑賞は自分だけで」と案内し、音楽を聴く場合はイヤホンを使うか、自分だけに聞こえる程度まで音量を下げるよう勧めている。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News