韓国、2028年度大学入試で初の内申5段階評価…論述型選考は43大学で1万2727人
このニュースをシェア
【10月07日 KOREA WAVE】韓国で内申の5段階評価が初めて適用される2028年度大学入試を控え、高校2年生の随時募集への出願戦略にも変化が予想されている。学校生活記録簿の成績や教科別の詳細な能力・特記事項に不安がある生徒は、論述型選考も選択肢として検討し、高校2年から準備を始めるのが有利との入試業界の助言が出ている。
教育研究所「フォーミースクール」によると、2028年度の論述型選考では43大学が計1万2727人を募集する。2027年度より実施大学は1校増える一方、募集人数は56人減る。
釜山大学は論述型選考を廃止し、大田大学、漢城大学、漢陽大学ERICAキャンパスは新たに導入する。ただ、2027年5月に各大学の随時募集要項が確定すれば、定員割れや募集単位の新設・統廃合などに伴い、募集人数が多少増える可能性がある。
論述型選考は、高校2年の1学期までの成績が確定した段階で、学校生活記録簿の競争力を点検しながら検討できる選択肢となる。残る高校2年の2学期と3年の1学期だけで成績を引き上げるには限界がある一方、定時募集だけに絞るのもリスクが大きいためだ。
フォーミースクール教育研究所のユ・ソンリョン所長は「教科成績や教科別の詳細な能力・特記事項が良くなく、ソウルや首都圏の大学への進学に悩む生徒は、論述型選考を慎重に検討し、早くから準備するのも一つの方法だ」と助言した。
論述型選考は2028年度も激しい競争が予想される。2027年度の募集単位別の競争率では、慶熙大学ソウルキャンパスの韓医学科人文系が622.2倍で最も高く、三育大学薬学科が563.4倍となるなど、300倍を超えた募集単位も複数あった。
2028年度の主な変更点は、論述試験の反映比率や出題形式、修能の最低学力基準だ。大学ごとに評価要素や基準が異なるため、志望大学の選考方式を事前に確認する必要がある。
西江大学は論述試験の反映比率を100%から80%に、淑明女子大学は90%から85%に引き下げる。一方、ソウル市立大学、世宗大学、水原大学、韓神大学は80%から100%に引き上げる。
出題形式を短答式論述に変更する大学もある。カトリック大学と仁荷大学が形式を変更し、新たに論述型選考を導入する漢城大学も短答式論述を実施する。これにより、2028年度に短答式論述を実施する大学は14校となる。
修能の最低学力基準については、新たに適用したり変更したりする大学はあるものの、廃止する大学はない。ソウル市立大学、延世大学ソウルキャンパス、韓国外国語大学グローバルキャンパス、漢陽大学ソウルキャンパスは新たに基準を適用し、仁荷大学は医学科だけに適用していた基準を全募集単位に拡大する。
ユ所長は「志望大学がどの募集単位で論述型選考を実施するのか、募集人数が何人なのかも事前に把握する必要がある。論述試験は多くの時間をかけて継続的に準備した生徒が有利だ」と説明した。
さらに「大学ごとの出題傾向を正確に把握し、過去問題を中心に継続して答案を書くことで十分に備えられる」と助言した。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News