韓国で人気のサメ、絶滅危惧種の雌と判明…体長約3メートル
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【10月07日 KOREA WAVE】韓国・釜山で2026年9月18日に初めて姿を現し、全国的な話題となっているサメ「ブカンイ」が、絶滅危惧種のドタブカであることが最終的に確認された。韓国国立水産科学院は6日、釜山北港親水公園にとどまっているブカンイについて、オオメジロザメではなくドタブカだと最終確認したと発表した。
水産科学院によると、ブカンイは9月18日に北港親水公園で初めて発見された。当初は外見から、メジロザメ属のオオメジロザメまたはドタブカと推定されていた。その後、近接撮影や映像分析を進めた結果、第1背びれと第2背びれの間に隆起線がはっきりと発達しているというドタブカの外見上の特徴が確認された。
オオメジロザメとドタブカは近縁種で、目視での判別は難しいが、水産科学院によると、第1背びれと第2背びれの間に隆起線があればドタブカ、なければオオメジロザメと区別できる。
ドタブカは幅広く丸みを帯びた吻を持ち、2つの背びれの間に隆起線が発達している大型のサメ。上あごには、のこぎり状の縁を持つ三角形の歯が並ぶ。出生時の体長は約70~100センチで、最大約4.2メートルまで成長する。韓国近海を含め、世界の熱帯・亜熱帯・温帯海域の沿岸から沖合まで広く分布し、主に水温18~26度の海域を好む。水温の変化に応じて長距離を回遊することでも知られる。
魚類やイカ類などを餌とする。北太平洋に生息するドタブカの食性についてはまだ研究例がないが、オーストラリア沿岸ではサバ類やアジ類、イワシ類などを捕食することが知られている。母体内で十分に成長した子を産む胎生で、成長や繁殖が遅い。個体数の減少により、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは「危機(EN)」に分類されている。
韓国ではかつてドタブカとオオメジロザメが同一種と認識されていたが、2019年に国内未記録種として学界に報告された。その後、慶尚南道南海、江原道三陟、全羅南道新安、済州、釜山周辺など韓国各地の沿岸で確認されている。
周辺の大きさが分かっている地形や構造物と比較した結果、ブカンイの体長は約3メートルと確認された。腹部の生殖器の形から雌と特定された。
水産科学院は今後もブカンイの遊泳行動や健康状態などを継続的に観察し、異常が確認された場合には釜山市など関係機関と連携して対応する方針だ。クォン・スンウク水産科学院長は「韓国近海では大型のサメが出現する事例が相次いで確認されている」とし、「今後、混獲調査などを通じて大型サメ類の出現状況を継続的に観察し、生態研究を強化する」と述べた。
釜山施設公団などによると、6日午前5時から午後6時までに8万9000人がブカンイを見るため北港親水公園を訪れ、累計訪問者数は約101万5800人に達した。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News