中国で「空港のある小都市」増加 観光需要も拡大
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【10月10日 CGTN Japanese】観光産業の発展に伴い、近年、中国では地方都市を訪れる旅行が人気を集め、知られざる魅力を持つ「隠れた名所」とされる地方都市が増え続けています。同時に、中小規模の空港の建設・開業が相次ぎ、航空路線で結ばれる地方都市はますます増えています。
中国南西部の貴州省にある威寧草海空港ではこのほど、建設工事が重要な節目を迎えました。同プロジェクトは主要施設の建設段階を終え、全面的に開港準備を進める最終段階に入りました。
威寧草海空港は標高2450.1メートルに位置し、貴州省で唯一の高原に位置する民間輸送空港です。総投資額は18億1600万元(約435億8400万円)で、2019年3月23日に正式に着工しました。今回の整備では、年間旅客取扱能力35万人、貨物・郵便取扱量1050トンを想定しています。
威寧草海空港が完成し、運用が開始すれば、貴州省の空港ネットワークがさらに充実するとともに、威寧県や周辺地域の対外開放が進み、農村振興や文化・観光産業の質の向上、対外開放と対外交流に新たな原動力をもたらし、地域経済の成長力向上につながると期待されています。
中国民用航空局が発表した「2025年民間航空業界発展統計公報」によると、2025年末時点で、中国国内の輸送空港は前年末から7カ所純増しました。新たに加わった空港には、浙江省の麗水空港と嘉興南湖空港、新疆ウイグル自治区のバリクン大河空港、江西省の贛州瑞金空港、安徽省の亳州空港などがあります。
これについて、アモイ大学経済学部の丁長発准教授は、「小規模空港は、飛行機に乗るまでにかかる時間的コストが低く、移動の利便性も高い。高速鉄道と比べて地方空港は建設コストも低い。また、一部の都市では文化・観光産業や地域経済の発展を大きく後押しし、良好な経済的・社会的効果をもたらす」と分析しています。
中小規模の空港の建設・開業が相次ぐ中、飛行機で地方都市へ出かけることが、連休中の人気の旅行スタイルとなっています。旅行予約サイト「去哪儿(Qunar)」のデータによると、今年の中秋節・国慶節連休期間中、中国で「三線都市以下」と呼ばれる中小規模の地方都市のうち、旅行先として注目を集める100都市への航空券予約数は、前年同期比で30%以上増加しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News