韓国・65歳以上が人口の21.6%…2050年には40%超、老年扶養比率も急上昇へ
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【10月07日 KOREA WAVE】韓国で65歳以上の高齢者が総人口に占める割合は2026年に21.6%となり、2050年には40%を超える見通しとなった。一方、66歳以上の引退年齢層の相対的貧困率は37.7%に上り、高齢者の74.7%が生活費を本人や配偶者で負担していることも分かった。
韓国の国家データ処が発表した「2026年高齢者統計」によると、2026年の65歳以上人口は1112万5000人で、総人口の21.6%を占めた。
韓国は2025年に65歳以上の割合が20%を超えて超高齢社会に入り、今後も高齢者の割合が増えると推計されている。国家データ処は2036年に30%、2050年には40%を超えると予測している。
2026年の年齢別では、65~69歳が393万7000人で総人口の7.6%、70~74歳が275万3000人で5.3%、75歳以上が443万5000人で8.6%だった。2038年以降は75歳以上が他の高齢年齢層を上回る見通しだ。
生産年齢人口の負担も増す。15~64歳100人に対する65歳以上の人数を示す老年扶養比率は2026年の31.3人から、2036年には50.1人、2066年には100.8人に上昇すると予測されている。
2025年に高齢者が生活費を賄う方法では「本人・配偶者が負担」が74.7%で最も多く、10年前の58.5%から16.2ポイント上昇した。
老後への備えをしている高齢者も増え、2025年は64.4%と10年前から17.5ポイント上昇した。一方、備えていない人は53.1%から35.6%に低下した。
働く意欲も高く、2026年に65~79歳で今後も働きたいと答えた割合は58.7%で、前年から1.1ポイント上昇した。理由は「生活費の足し」が50.4%で最も多く、「働く楽しさ」が38.7%で続いた。
66歳以上の引退年齢層の相対的貧困率は2024年時点で37.7%と、前年から2.1ポイント低下した。相対的貧困率は、所得が中央値の50%以下の人の割合を示す。
所得格差を示すジニ係数は0.377、所得上位20%と下位20%の格差を示す所得5分位倍率は6.9倍で、いずれも低下した。
一方、経済協力開発機構(OECD)主要国を比較できる2023年の数値では、韓国の引退年齢層の相対的貧困率は39.8%だった。カナダ10.1%、フランス6.2%、ドイツ14.5%、英国15.0%、スペイン13.1%などで、韓国以外で30%を超えたのはラトビアの34.3%だった。
国家データ処の関係者は、政府の高齢者雇用政策が維持されることを前提に、相対的貧困率が低下する余地があると説明し、高齢者の老後への備えに対する意識も変化しているとした。
(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News