北朝鮮と中国を結ぶ新鴨緑江大橋で車両往来…国交樹立77周年も正式開通式は確認されず
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【10月07日 KOREA WAVE】北朝鮮と中国の国交樹立77周年を迎えた6日、両国を結ぶ新鴨緑江大橋で車両や作業員の移動が相次いで確認された。ただ、注目されていた開通式は、この日は開かれなかったとみられる。
中国遼寧省丹東から見た新鴨緑江大橋では午前9時前後から車両の動きが増え、乗用車などが北朝鮮方面へ向かった。橋の途中ではワゴン車が停車し、作業員2人が荷物を降ろすような姿や、橋の下を確認する様子も見られた。
その後、北朝鮮側から中国方面へ黒いセダン3台が通過。午前9時52分ごろにも1台が橋を渡った。午前9時以降に現場で確認された通行は北朝鮮方面が10台、中国方面が8台だった。同じ車両が往復したかは確認されていない。
丹東周辺では、中国国旗を掲げた黒いセダン約5台が列をつくって走る姿も確認された。ただ、開通準備や関連行事のための移動だったかは不明だ。
一方、北朝鮮、中国双方の税関周辺では、開通式の準備を示す明確な動きは確認されなかった。外交筋も「今日はなさそうだ」とし、この日に開通式が開かれない可能性を「95%以上」とみていた。
現地では10月中旬に比較的大規模な行事が開かれるとの話も出ている。中国側の通関拠点で勤務する警備員は「今月中旬に比較的大きな行事がある」と話したが、日程はまだ決まっていないという。この行事が開通式なのかは確認されていない。
開通式の日程とは別に、橋ではすでに貨物車の試験運行が始まっているとの証言もある。国境を通過する大型貨物車の積み替え作業に携わる運転手は「9月20日から多くの貨物車が川を渡り始めた」としながらも、「まだ試験運行で、正式運行ではない」と説明した。
周辺では開通による経済効果への期待も高まっている。地元の花店店主は、近隣で貿易会社が増えているとして、大橋の開通が地域経済の活性化につながることへの期待を示した。橋周辺を訪れる観光客も以前より増えているという。
夜には橋の主塔やケーブルが緑、紫、青色の照明で彩られ、橋の名称を示す文字にも明かりがともった。中国側には貨物車が橋から高速道路へ直接向かえる接続道路や街灯、信号機も整備されているが、取材時点で接続道路の入り口は封鎖されていた。
新鴨緑江大橋は、中国・丹東と北朝鮮・新義州を結ぶ片側2車線の道路橋。橋本体は2014年に完成したものの、北朝鮮側の接続道路や通関施設などの整備が進まず、正式開通は12年間延期されている。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News