韓国海軍の艦「ポハン」と「装備運用AI参謀」を紹介するMakinaRocksの資料画像=MakinaRocks(c)KOREA WAVE
韓国海軍の艦「ポハン」と「装備運用AI参謀」を紹介するMakinaRocksの資料画像=MakinaRocks(c)KOREA WAVE

【10月07日 KOREA WAVE】韓国のAI企業「MakinaRocks(マキナロックス)」は6日、韓国海軍第1艦隊司令部の艦「ポハン」に「装備運用AI参謀」を搭載し、実証運用を始めたと発表した。外部ネットワークへの接続が制限される艦内の閉域網でも、AIを利用できるようにした。

メガ・ニュース(MEGA News)のイ・ナヨン記者の取材によると、装備運用AI参謀は、同社のAI基本ソフト(OS)「Runway」を基盤に、AIエージェントの枠組みを採用した。艦砲の技術マニュアルや整備資料などを学習させ、乗員が装備運用時に必要な情報を素早く確認し、関連するマニュアルや指針を参照できるよう支援する。外部ネットワークに依存しない軽量のオンデバイスAI環境も構築した。

搭載後は正常に作動することを確認し、第1艦隊司令官ら主要幹部向けの実演も終えた。今回の事業は、韓国の国防技術振興研究所(KRIT)が主管する「防衛産業革新企業100技術開発専用支援事業」の一環として進められた。MakinaRocksは実証運用を続け、現場の意見を反映してシステムを高度化するという。

韓国海軍は実証結果を踏まえ、ほかの艦艇や防衛分野に適用範囲を広げる案を検討する。MakinaRocksも陸海空軍の各種兵器システムや装備へのAI適用を拡大する方針だ。

ユン・ソンホ代表は「今回のポハンでの実演は、実際の艦艇の閉域網やオンデバイス環境でもAI技術が兵器システムの運用を実質的に支援できることを確認した点で意義がある。現場の意見を積極的に反映し、軍の装備運用の利便性を高め、防衛力の高度化を支えられるフィジカルAI技術を開発する」と述べた。

(c)KOREA WAVE/AFPBB News