2026年愛知・名古屋アジア大会の韓国代表選手団解団式で発言する大韓体育会のユ・スンミン会長(c)news1/MONEYTODAY
2026年愛知・名古屋アジア大会の韓国代表選手団解団式で発言する大韓体育会のユ・スンミン会長(c)news1/MONEYTODAY

【10月06日 KOREA WAVE】2026年愛知・名古屋アジア大会で金メダルを獲得した韓国男子サッカー代表の一部選手が兵役を巡る発言や行動で批判を受けた問題について、大韓体育会のユ・スンミン会長が謝罪した。

韓国選手団は5日、大会を終えて仁川国際空港に帰国し、公式の解団式を開いた。ユ・スンミン会長は「一部選手の軽率な発言によって傷ついた国民の皆さんと国軍将兵の皆さんに、体育会を代表して心からおわび申し上げる」と頭を下げた。

韓国男子サッカー代表は3日の日本との決勝で1―0で勝利し、金メダルを獲得。アジア大会男子サッカー史上初の4連覇を達成した。しかし、優勝直後の一部選手による兵役に関する発言や行動が物議を醸した。

主将のイ・ギヒョクは試合直後のインタビューで「軍隊に行かない」と笑顔で発言。ヤン・ミンヒョクは「兵役免除という報奨があるので、それだけを見て試合をしていたように思う」と話した。最年少のパク・スンスは、除隊時にかぶる帽子を着用した写真をSNSに投稿した。

これに対し、金メダル獲得に伴う兵役上の優遇措置を軽く捉えすぎているとの批判が浮上。一部では選手への兵役上の優遇措置を取り消すよう求める声が出たほか、政界からも兵役特例制度を見直すべきだとの主張が上がった。

ユ・スンミン会長は4日の大会総括記者会見でも「選手の個性的な表現ではあるが、国民感情に合わない場合もある」と指摘。「選手の発言や行動をすべて統制することはできないが、選手村で国家代表として備えるべき素養についての教育をさらに強化する」としていた。

大韓サッカー協会も「今回の事例を契機に、国家代表としての素養や倫理教育をさらに強化し、国民感情や社会の目線から外れないよう選手団の品行管理に努める」と表明した。

韓国選手団は今大会で金メダル39個、銀メダル43個、銅メダル68個を獲得し、総合3位となった。当初掲げていた「金メダル40~45個」には届かなかったものの、総合順位3位の目標は達成した。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News