5日午後、中国遼寧省丹東市にある新鴨緑江大橋の中国側進入路。フェンスと遮断設備で封鎖され、「工事関係者以外立ち入り禁止」と書かれた案内板が設置されている(c)news1
5日午後、中国遼寧省丹東市にある新鴨緑江大橋の中国側進入路。フェンスと遮断設備で封鎖され、「工事関係者以外立ち入り禁止」と書かれた案内板が設置されている(c)news1

【10月06日 KOREA WAVE】中国と北朝鮮の国交樹立記念日を翌日に控えた5日午後、中国・丹東市の新鴨緑江大橋周辺は依然として静かな様子だった。遼寧省丹東市にある新鴨緑江大橋の中国側通関施設と進入道路周辺では、開通式が迫っていることを示す明確な動きは確認できなかった。中国側の進入路の一つはフェンスと遮断設備で封鎖され、「工事関係者以外立ち入り禁止」と書かれた案内板が設置されていた。

現地では、中国と北朝鮮の国交樹立77周年に当たる6日か、その前後に大橋が正式開通する可能性があるとの見方が続いている。現場で会った警備員とトラック運転手は、最近、幹部による視察や貨物トラックの通行が続いていると説明したものの、具体的な開通日程については明らかにしなかった。

中国側の通関施設付近にいた警備員は「最近は人が非常に多い。今は人がいないが、普段は多くの幹部が頻繁にここを訪れて視察している」と話した。今後の行事については「10月中旬に比較的大規模な行事があると聞いている。ただ、具体的な日付はまだ聞いていない」と説明した。

ただ、この行事が大橋の正式な開通式なのか、別の行事なのかは確認されていない。警備員が話した日程についても、当局が公式に発表したものではない。近くにいたトラック運転手は「現在は試験運行の段階だ。9月20日からすでに多くの貨物トラックが川を渡り始めているが、まだ正式運行には入っていない」と話した。

この運転手は、国境を通過する大型トラックへの貨物の積み替えを担当しているといい、「物流会社の大型トラックがここに集まり、運んできた貨物を国境を越える大型トラックに引き渡している」と説明した。現場に人や車が少ない理由については、中国の国慶節連休中で関係部署が休みのためだとし、「普段の業務日には人も車も多い」と語った。

4日から5日午前にかけて、大橋周辺では橋を背景に写真を撮る観光客が相次いだ。一方、川の対岸にある北朝鮮側の税関でも、開通行事の準備を示す慌ただしい動きは見られなかった。中国側には高速道路につながる道路が整備され、大橋への進入道路周辺には街灯や信号機も新たに設置されていた。ただし、高速道路への接続道路の入り口は遮断設備で封鎖されていた。

中朝国境地域の事情に詳しい北朝鮮消息筋は「中国はその気になれば1日でも行事の準備を終えられる」と話した。現時点で準備の様子が見られないことだけを理由に、今後の日程を予断するのは難しいとの見方だ。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News