ダリが装丁した貴重な書籍、仏美術館から盗まれる 青銅製の表紙
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【10月6日 AFP】スペインの画家サルバドール・ダリが装丁を手掛けた書籍が、フランス中部の美術館から盗まれた。検察当局が5日、明らかにした。
クレルモンフェランの検察当局によると、盗まれたのは青銅製の表紙が付いた「ヨハネの黙示録」で、イソワールにある現代美術センターから持ち去られた。当局はこの作品について「非常に価値が高い」としている。
フランス各地の美術館では美術品が盗まれる事件が相次いでおり、今回の一件によって、同国の文化財の保護をめぐる懸念がさらに高まりそうだ。
イソワールのベルトラン・バロー市長はAFPに対し、「個人が所有しているものだ。所有者は小規模な私設現代美術館を有し、そこには他にも、これより価値の低い作品が収蔵されていた」と語った。
バロー氏は今回の損失について「計り知れない」とし、「一生をかけて築き上げてきたものだ」と述べた。
また、所有者と話をしたところ、「深く動揺しており、盗まれたのはフランスの遺産の一部だと話していた」と明らかにした。
バロー氏は、建物への侵入行為があったかどうかについては明らかにしていない。(c)AFP