【10月6日 AFP】ウクライナは、人工知能(AI)を搭載した「ロボット銃」を使い、ロシアの新型ジェット推進型ドローンの撃墜を始めた。ウクライナ空軍が5日、明らかにした。

ウクライナ空軍のユーリ・イグナト報道官は国営テレビで、首都キーウなどを標的としたロシアの新型ドローン対策の一環として「現在、橋にロボット砲塔を設置している」と述べ、大型で高速の「ゲラン5」をすでに撃墜しているという。

イグナト氏はAFPに対し、新型砲塔について、「光学システムと人工知能を活用して人的要因を排除して攻撃」できると説明した。

ただ、新システムの作動範囲は1キロ余りと狭く、「万能というわけではない」と述べ、砲塔は「異なる段階でこれらの標的を迎撃する統合防空システム」の一部だと強調した。

また、ウクライナ大統領の技術顧問セルヒー・ベスクレストノフ氏は週末、テレグラムへの投稿で、新型の自動砲塔について「人工知能で制御された機関銃を使ってドローンを撃墜する革新的なウクライナの技術だ」と説明した。

ベスクレストノフ氏によると、キーウには12基が設置されており、「今後さらに多くの砲塔が設置される」という。

ウクライナは、2022年にロシアによる全面侵攻が始まって以来、防衛能力へのAI導入を加速させている。前線では、AI技術がドローンの誘導や攻撃目標の探知などに使われている。(c)AFP