韓国ファッション業界、秋冬商戦でスター起用相次ぐ…俳優からK-POPアイドルまで
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【10月05日 KOREA WAVE】韓国ファッション業界が2026年秋冬シーズンを迎え、新たなモデルやアンバサダーを相次いで起用している。スターの個性や知名度でブランドのメッセージを伝えるほか、世界的な影響力を持つK-POPアイドルを起用して海外ファンを取り込むなど、戦略は多様化している。
代表的な例が、ナショナルジオグラフィック・アパレルのキャンペーンだ。23日にユーチューブとインスタグラムで公開された「君に出会った季節」には、新モデルの俳優ホ・ナムジュンとコ・ユンジョンが出演し、コミカルな演技を披露した。
注目度が高まっている2人に加え、独創的なストーリーで知られる制作集団「イルカ誘拐団」が映像を手がけた。ストーリーの中に主力商品の機能を盛り込み、出演者への関心を商品へ自然につなげる構成となっている。
登場する「コストニ・リバーシブル・フリース」は、裏返して両面で着用できるフード付きジャケット。映像では、コ・ユンジョンが同じ服を着たホ・ナムジュンを見て、「ペアルック」と誤解されないよう服を裏返す場面で商品の特徴を表現した。全2話の映像は公開から約5時間で再生回数1万回を超えた。
ブランドの理念やメッセージを伝えるためにモデルを活用する例もある。
HAGO HAUSのメンズブランド「TAILDAWN」は俳優ユン・ゲサンを起用。秋のキャンペーン「普通の日」で、日常に寄り添う服の価値を表現した。「普通の日」はユン・ゲサンがかつて所属したグループgodの楽曲と同名で、30~40代男性が日常で気軽に選び、長く着られるスタイルを提案するブランドの理念とも重なるという。
「LE SEPTEMBER」はブランド初のモデルに俳優キム・ミンハを起用した。20代女性の「ファッションアイコン」とされるキム・ミンハを起用し、ブランドが掲げる抑制された美意識を表現する。
デサントコリアが展開するルコックスポルティフは、新人ボーイズグループ「KickFlip」をモデルに選んだ。グループ名の由来となったスケートボードの技「キックフリップ」にちなみ、新商品のキャンペーンスローガンを「FLIP THE ROUTINE」とした。
海外市場を見据え、K-POPアイドルとの協業も活発だ。
新世界トムボイが展開する「STUDIO TOMBOY」は、ATEEZのウヨンをアンバサダーに起用。シンガポールへの単独店舗出店に続き、東京・渋谷でも初のポップアップストアを開設するなど海外事業を拡大している。
中国やベトナム、セネガルなどへの進出を進める「Matin Kim」は、Stray Kidsのリノを今シーズンのアンバサダーに起用。性別を問わず商品を楽しめるユニセックススタイルを強化する方針だ。
業界関係者は「消費者との接点が多様化し、シーズンキャンペーンも単に露出するだけでなく、いかに自然に関心を持続させられるかが重要になっている。モデル起用もブランドと消費者の接点を広げる方向へ進化している」と話した。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News