薬物2回投与も死刑失敗、弁護人が減刑要請 米テネシー州
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【10月5日 AFP】米南部テネシー州で死刑執行を生き延び、重体となったクリスタ・パイク死刑囚(50)について弁護人が4日、死刑から無期懲役への減刑を求めた。同死刑囚は現在も人工呼吸器の装着を続けている。
テネシー州矯正局のフランク・ストラダ局長は3日、死刑の執行が失敗に終わったことを受けて辞任した。
死刑失敗は人々の関心を広く集め、米国の死刑制度やその執行方法をめぐり多くの疑問を投げかけることとなった。
パイク死刑囚の弁護人を務めるスティーブン・フェレル弁護士は米CNNに対し、「同死刑囚は現在も病院で人工呼吸器が装着されたままの状態で、重体だ。経過についての詳しい見通しはまだ分かっておらず、数日は判明しない可能性がある」と語った。
フェレル氏はまた、テネシー州のビル・リー知事に対し、慈悲ある処置を強く求めている。「少なくとも知事は、死刑を無期懲役に減刑すべきだ」と述べ、「今後、身体的状態がどうなるかは分からないが、死刑執行という拷問のような仕打ちに耐えたことは確かだ」と指摘した。
さらに、「同死刑囚は刑務所で30年以上を過ごし、その大半を独房で過ごした末に、刑の執行のため連れ出されたものの失敗に終わった。どれほどの拷問だったのか、私たちは現時点で把握できておらず、今後も分からないかもしれない」と付け加えた。
フェレル氏によると医師らは現在、パイク死刑囚の体内から薬物の排出を試みている。病院では警備下に置かれており、面会は遮断されているという。(c)AFP