韓国Kビューティーに注文殺到、容器不足が生産の壁に…ODM3社は設備増強
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【10月05日 KOREA WAVE】韓国のKビューティー輸出が好調を続ける中、コスマックス、韓国コルマー、コスメカコリアの化粧品ODM(製造業者開発生産)大手3社に注文が集中している。受注が急増する一方、化粧品のチューブやパウチなど一部資材の供給が追いつかず、第3四半期に生産できなかった分が第4四半期にずれ込む可能性も出ている。
業界や証券関係者によると、2026年夏はスキンケアやサンケア製品を中心に受注が増え、3社の第3四半期業績も成長が続くとみられている。
コスマックス韓国法人の7月の生産実績は前年同月比56.7%増加した。上半期の生産実績はスキンケアとメイクアップ製品を合わせて3億8921万個となり、前年同期比32.5%増えた。
同じ期間、韓国コルマーとコスメカコリアの韓国法人もそれぞれ2億9824万個、8374万個を生産し、前年同期比で22%、17.6%増加した。
注文の伸びが加速する中、資材の供給がボトルネックになっている。業界関係者は「Kビューティー全体の生産量が大幅に増え、一部の容器が不足している」と説明。8月の猛暑も原材料・資材メーカーの生産に影響した可能性を指摘した。
韓国コルマーではチューブ容器の供給に支障が出ており、第3四半期に対応できなかった注文が第4四半期の売り上げにつながる可能性があるとの分析が出ている。コスメカコリアも主要顧客からの注文は堅調だが、容器やパウチなどの不足で一部の生産・納品が第4四半期にずれ込む可能性がある。
背景には米国や欧州を中心に急速に拡大するKビューティー需要がある。韓国の8月の化粧品輸出額は前年同月比52.1%増となり、8月として過去最高を記録。1~8月の累計でも前年同期比31.2%増えた。
3社は国内外から増える注文に対応するため、生産能力の拡大を進めている。
コスマックスは平沢の生産拠点を増強し、既存の空きスペースにスキンケア製品の生産ラインを追加する。2026年初めには平沢第3工場の建設に着手する方針も明らかにしていた。
韓国コルマーは世宗市の全義産業団地に基礎化粧品の生産施設を建設している。増設完了後、韓国内の年間生産能力は14億5000万個程度に拡大する見通しだ。
コスメカコリアも清州市の梧倉科学産業団地に新たな生産拠点を整備する。2026年10月に着工し、2027年に第1段階の稼働を始め、2030年まで段階的に生産設備を拡充する計画だ。
Kビューティーの需要拡大を背景に、ODM3社による生産能力の増強は当面続くとみられている。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News