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【10月05日 KOREA WAVE】映画「暗殺者(たち)」が、出演者への中傷や自宅前での集会予告などを受け、連休中に予定していた舞台あいさつを中止した。一方、映画は公開11日目となる3日、累計観客数200万人を突破した。

制作会社Hive Media Corp.は2日、「最近、作品をめぐるさまざまな状況を慎重に検討、協議した結果、10月3~5日に予定していた舞台あいさつを実施しないことを決めた」と発表した。

同社は、作品に対するさまざまな意見を尊重するとしながらも、出演者や制作陣に作品外で過度な負担が及んでいることを懸念していると説明。参加者や観客、劇場関係者への影響も考慮し、中止を決めたとしている。

映画をめぐっては、出演するユ・ヘジンの自宅前で集会を開くとの予告も出ていた。集会を予告した人物はSNSに自宅とみられる写真を掲載し、10月3~30日に集会を開くとの届け出をしたと明らかにしていた。

こうした状況を受け、釜山国際映画祭で予定されていた「暗殺者(たち)」関連イベントも相次いで中止された。制作会社は、観客や参加者の安全を考慮した措置だと説明している。

「暗殺者(たち)」は1974年に起きた大統領夫人銃撃事件をモチーフとし、その背後を追う内容の作品。公開後、一部の設定をめぐり政治圏などから歴史歪曲だとする批判が出ている。

制作陣はこれに対し、歴史的事件や実在人物を素材とした作品である以上、さまざまな解釈や批判があり得るとした上で、特定の政治的目的で制作した映画ではないとの立場を表明した。

また、オンラインなどで浮上した「中国資本が投入された」との主張についても、制作・投資過程に中国資本が入った事実はなく、韓国国内の制作陣と資本で企画・制作したと否定している。

こうした論争が続く中、映画は公開11日目の3日に累計観客数200万人を突破した。

(c)STARNEWS/KOREA WAVE/AFPBB News