W CONCEPTのニューヨーク・ポップアップストア(c)MONEYTODAY
W CONCEPTのニューヨーク・ポップアップストア(c)MONEYTODAY

【10月04日 KOREA WAVE】韓国のファッションブランドに対する海外流通企業の関心が高まっている。日本の百貨店や商業施設が韓国の新進ブランドを相次いで紹介するほか、米国や欧州でも韓国ブランドを独立したカテゴリーとして扱う動きが出ている。韓国のファッションプラットフォーム「W CONCEPT(ダブリューコンセプト)」もニューヨークに続き、フランス・パリで75ブランドが参加するポップアップストアを開いている。

ファッション業界によると、W CONCEPTは10月12日まで、パリのマレ地区近くで約350平方メートル規模のポップアップストアを運営する。パリ・ファッションウィークに合わせたイベントで、FRONTROW、KIMHEKIM、MINJUKIM、EENK、MONOROW、IVANAHELSINKIなどのファッションブランドやAMUSEなどのビューティーブランドが参加する。

新進ブランド育成プログラム「W Stage」に選ばれたHOW TO LOVE ME、EPOISE、LOVE DEWY、DE MERIEL、THISISFINEなど10ブランドも出店する。

W CONCEPTは9月10~23日のニューヨーク・ファッションウィーク期間中にもポップアップストアを開き、ファッションやビューティーの約90ブランドが参加した。期間中、グローバルモールのアプリ訪問者数は前年同期比453%増え、新規会員数は51%増加した。注文件数は27%、取引総額は16%それぞれ増え、米国市場の衣料品カテゴリーの取引額も前月比30%増加した。

海外の流通企業が韓国ブランドを発掘し、現地で紹介する動きも続く。伊勢丹新宿店は2026年、KIMHEKIMをはじめ、靴下ブランドI HATE MONDAY、アイウエアブランドSTRING STRINGSのポップアップストアを相次いで展開した。ルミネ新宿も韓国のレディースブランド「SIYAZU(シヤジュ)」のポップアップストアを開催し、W CONCEPTや「29CM」で販売ランキング上位に入った実績を紹介した。

米ファッション小売りのUrban Outfittersは韓国ブランドのYESEYESEEやANGLANなどを販売している。ファッション通販サイト「SSENSE」も韓国のデザイナーズブランド28社をまとめて紹介する特設ページを運営している。

9月に開かれた2027年春夏ソウル・ファッションウィークには20カ国から98人の海外バイヤーが参加した。商談規模は757万ドル(約12億円)で、前シーズンと2025年9月のイベントを上回り過去最大となった。フランスの百貨店プランタンやサマリテーヌ、日本のユナイテッドアローズ、シンガポールのクラブ21なども会場を訪れた。

業界では、K-POPをきっかけに高まった韓国文化への関心がファッションにも広がり、海外流通企業が韓国で成長した新進ブランドや商品を発掘しようとする動きが強まっているとの見方が出ている。

ファッション業界関係者は「K-POPや韓国コンテンツの人気が高まり、韓国ブランドそのものへの関心も高まっている。特に海外の流通企業が、韓国のプラットフォームでの販売順位や実際の消費者の反応などを参考に、新しいブランドを探すケースが増えている」と話した。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News