ソウル「漢江バス」、2027年4月から週末料金2倍へ…予約はさらに2000ウォン
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【10月04日 KOREA WAVE】ソウル市は「漢江バス」の週末・祝日の運賃を現行の2倍に引き上げ、事前予約には2000ウォン(約210円)の追加料金を設定する方針だ。市議会の承認を経て2027年4月からの適用を予定している。
ソウル市は29日、「漢江バス料金体系改編のための市民公聴会」を開き、料金改定案を公表した。
改定案では、週末・祝日の大人料金を3000ウォン(約310円)から6000ウォン(約620円)へ引き上げる。青少年は1800ウォン(約190円)から3600ウォン(約370円)、子どもは1100ウォン(約110円)から2200ウォン(約230円)となる。
平日は現行の大人3000ウォン(約310円)、青少年1800ウォン(約190円)、子ども1100ウォン(約110円)を維持する。
さらに、待ち時間なしで利用したい乗客を対象に、曜日を問わず予約追加料金として2000ウォン(約210円)を設定する。週末・祝日に予約した場合、大人は8000ウォン(約830円)、青少年は5600ウォン(約580円)、子どもは4200ウォン(約440円)となる。
ソウル市は2026年10月から、麻谷と蚕室を出発する平日の便で予約制を試験導入し、本格運用時に追加料金を設定する計画だ。
料金改定にはソウル研究院の調査結果も反映された。2026年8月に汝矣島と蚕室の船着き場で下船した2107人を対象に支払い意思額を調べたところ、中央値は8248ウォン(約860円)だった。市によると、6000ウォン(約620円)は10人中7人が支払う意思を示した金額だった。今後も料金の上限は1万ウォン(約1040円)を超えないようにする方針だ。
2025年9月に運航を開始した漢江バスは、利用時間帯やサービス形態にかかわらず同一料金を適用してきた。ソウル市は、週末・祝日に集中する利用者を平日に分散させるため、曜日別料金を導入すると説明している。
週末の平均利用者数は平日の約2.2倍に上り、乗船できるか分からないことや待ち時間の増加を巡る苦情が出ていたという。市は週末料金を引き上げて需要を平日に分散させ、増収分を活用して平日の大人3000ウォン(約310円)を維持する考えだ。
市は2027年までに発生する運航赤字を約135億ウォン(約14億円)と推定している。
一方、専門家からは公共交通機関で曜日によって料金に差を設けることが適切か検討する必要があるとの指摘も出た。ソウル市立大学交通工学科のパク・ドンジュ教授は、利用者が最大いくらまで支払えるかを尋ねた調査結果が、そのまま適正な公共交通料金を意味するわけではないと指摘。3000ウォンから6000ウォンへの値上げで利用者がどの程度減少するのか、価格弾力性を分析する必要があると説明した。
(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News