パク・チョンヒ(朴正熙)元大統領の直筆書簡=ユ・ヨンハ議員提供 (c)news1
パク・チョンヒ(朴正熙)元大統領の直筆書簡=ユ・ヨンハ議員提供 (c)news1

【10月04日 KOREA WAVE】韓国野党「国民の力」のユ・ヨンハ(柳栄夏)国会議員は2日、故パク・チョンヒ(朴正熙)元大統領が妻ユク・ヨンス(陸英修)氏の銃撃事件直後、娘のパク・クネ(朴槿恵)氏(元大統領)に送った直筆の書簡を公開した。

ユ・ヨンハ氏は国会で記者会見を開き、「論争が始まった後、のパク・クネ元大統領が当時の事件に関して保管していた資料を私に渡してくれた」と説明し、書簡を公表した。

ユ・ヨンハ氏によると、この書簡はユク・ヨンス氏が亡くなった2日後の1974年8月17日午後10時、パク・チョンヒ氏が当時フランスから帰国途中だったパク・クネ氏に宛てて書いたものだという。

ユ・ヨンハ氏は「これまで一度も世の中に公開されていない書簡だ。パク・チョンヒ大統領の悲痛な心情がそのまま込められている」と述べた。

今回の書簡公開は、ユク・ヨンス氏の銃撃事件を題材とした映画「暗殺者(たち)」を巡り、歴史の歪曲だとの批判が出ていることを受けたものだ。

ユ・ヨンハ氏は「映画は当時の捜査結果や裁判で認定された事実関係とは異なる内容を中心に据えた」と制作陣を批判した。

さらに「私はユク・ヨンス氏の銃撃事件について新たに歴史を書こうとしているのではない。すでに存在する記録を、その記録のまま見ようということだ」と主張した。

そのうえで、映画の上映中止と、パク・チョンヒ氏への名誉毀損について遺族と国民に公開謝罪するよう求めた。

ユ・ヨンハ氏は「映画は2時間で終わるかもしれないが、その間に観客に植え付けられたイメージが実際の歴史として記憶される可能性もある。歴史は宣伝や扇動で変えることはできない」と主張した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News