「母親を病原菌のように扱うな」韓国・義母の古い布団を断りたい妻、持ち帰った夫と対立
このニュースをシェア
【10月04日 KOREA WAVE】韓国で、義母から渡される物を断れず、何でも持ち帰ってくる夫に悩む50代女性のエピソードが紹介された。特に、妻や子どもにアトピーがあるにもかかわらず、義母が数年間使っていた布団を夫が持ち帰ったことで夫婦の対立が深まったという。
JTBC「事件班長」が9月29日に紹介した内容によると、女性は夫について「本当にすべていい人だが、一つだけ不満がある。義母から何かをもらうと、そのまま持ち帰ってくる」と打ち明けた。
義母から渡される物は、いつ購入したか分からない冷凍庫から、あまり使わない食器、サイズの合わない登山服までさまざまだという。
女性は当初、ありがたい気持ちで受け取っていた。しかし、すでに家に物が多いうえ、次々と増えていくため、次第に扱いに困るようになった。
さらに、家族にはアトピーがあるという事情もあった。女性は、自分と子どもたちがアトピーのため、肌に直接触れる衣類や寝具には特に気を使っていると説明した。
そんななか、秋夕(チュソク)の連休に夫が実家を訪れたことをきっかけに対立が表面化した。女性は体調が悪く、夫と子どもたちだけを実家へ送り出したが、帰宅した夫は大量の布団を持ち帰ってきた。
夫によると、義母が数年間使っていた布団だったが、傷んだ部分もなく厚手だったため、持たせてくれたという。夫は「きれいに洗濯すれば新品と同じだ」と話した。
しかし女性は、アトピーのある家族がすでに寝具を使っているのに、あえて数年間使用された布団をもらう必要はないとの考えだった。
女性は「義母がくれる物は持ち帰らないでほしい」「子どもたちの肌に触れる物だけは、お願いだからもらってこないで」と夫に何度も伝えてきたという。
これに対し夫は「子どもたちは赤ちゃんじゃない」「母親を病原菌のように扱うな」と反論した。
女性は「義母が私たちのことを思ってくれているのは誰よりもよく分かっている」としながらも、「これ以上は受け入れきれないという私の立場も理解してくれるべきではないか」と訴えた。
番組のパク・ジフン弁護士は「物を贈る人の気持ちと、実際に使う人の立場は分けて考える必要がある」とし、家族の複数人が使用できない状況なら、別の方法を探す必要があるとの見方を示した。
一方、韓国オープンサイバー大学のパク・サンヒ教授(相談心理学)は「息子が母親に『使っていた布団はいらない』と直接言いにくい現実もある」と指摘。いったん受け取ったうえで、息子自身が使ったり、後で処分したりする方法もあると説明した。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News