韓国の京釜高速道路=2026年9月27日(c)news1
韓国の京釜高速道路=2026年9月27日(c)news1

【10月03日 KOREA WAVE】韓国で10月1日から、高速道路の出口を間違えて出た場合でも、15分以内に同じ料金所から再進入すれば、通行料金の基本料金900ウォン(約90円)が年間3回まで免除される。

国土交通省は29日、高速道路利用者が出口を間違えて出た後、15分以内に同じ料金所から再進入した場合、すでに支払った通行料金のうち基本料金を免除する制度を10月1日から導入すると発表した。

韓国の高速道路通行料金は、基本料金900ウォン(約90円)に、走行距離と1キロ当たりの単価を掛けた走行料金を加えて算定される。

これまでは、国が財源を負担する高速道路で出口を間違えた場合、短い距離しか走行していなくても基本料金を二重に負担するケースがあった。これを避けようと無理に車線変更し、事故につながる危険性も指摘されていた。

今回の制度により、2025年実績を基準に年間約750万件、総額68億ウォン(約7億円)の通行料金が軽減されると見込まれている。

対象となるのは、韓国道路公社が管理する高速道路の閉鎖式料金所で、出口を出てから15分以内に同じ料金所へ再進入した場合。1台につき年間3回までで、ハイパスなど電子決済手段を利用する車両に限られる。

統計では、再進入した車両の約90.2%が年間3回以内の誤進出だったことから、大半の利用者が制度の対象になるとみられている。

ただし、今回の制度は韓国道路公社が運営する高速道路に限定される。民間事業者が運営する高速道路の料金所から誤って出て、同じ料金所から再進入しても基本料金は免除されない。

ハイパス端末から料金免除を知らせる特別な音声案内は流れない。対象となる高速道路では出口を通過した際にいったん基本料金が引き落とされるが、誤進出かどうかの判定に時間がかかるため、約2週間後に対象高速道路を利用した際、自動的に差し引かれる。

自動差し引きではなく直接の払い戻しを希望する場合は、高速道路通行料金のウェブサイトやアプリ「高速道路通行料金+」から申請できる。

国土交通省のチョン・チョヌ道路政策課長は「出口を間違えたことで通行料金の基本料金を重複して支払わなければならなかった不便が、今回の制度導入で解消されると期待している」と述べた。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News