ソウル上空120メートルで綱渡り…ビル間160メートル、市民から歓声
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【10月03日 KOREA WAVE】ソウル中心部のビルの間、地上120メートルに張られた細いラインの上に選手が腰を下ろすと、見守っていた市民から歓声が上がった。光化門一帯で1日、高所でのスラックラインが披露され、多くの市民が足を止めて空を見上げた。
エストニア出身のスラックライン選手ヤーン・ルースは、コリアナホテルと東亜メディアセンターを結ぶ長さ160メートルのライン上で高所パフォーマンスを披露した。午後1時と4時の2回実施され、レッドブル・コリアが主催し、ソウル市が後援した。ソウル市によると、韓国初の高所スラックライン・パフォーマンスという。
光化門駅の出口から清渓川、光化門広場にかけて多くの見物客が集まった。大型スクリーンでカウントダウンが始まると、市民の視線は二つの建物の間に張られたラインへ向かった。
ルースがライン上に出ると、市民は強い日差しの中でも足を止めて応援。二つの建物に設置された大型屋外スクリーンでもパフォーマンスが中継された。
会場を訪れた33歳の会社員は「イベントがあるとは知らなかったが、人が集まっていたので見てみたら綱渡りをしていた。あんなに高いところを歩くのがとても不思議だ」と話した。別の27歳の会社員も「どうやってあんな細いラインを渡れるのか不思議。行ったり来たりする姿に驚いた」と語った。
ソウル市の動画配信でも、「見ているこっちまで汗が出る」「安全装置があっても怖そう」「思ったよりラインが細い」といったコメントが相次いだ。ルースがライン上に横になると、驚きの声がさらに広がった。
スラックラインは、2地点の間に張った幅約2.5~5センチの平らなライン上でバランスを取りながら歩いたり、ジャンプや回転などの技を披露したりするスポーツ。伝統的な綱渡りに似ているが、弾力性のあるラインの揺れや反動を利用する。
世界チャンピオンに3度輝いたルースは2024年、イタリア本土とシチリア島を隔てるメッシーナ海峡で約3.6キロのスラックライン横断に挑戦。スラックライン上でダブルバックフリップに初めて成功した選手としても知られる。2022年に韓国を訪れた際には、韓国の伝統的な綱渡りに触れ、深い印象を受けたという。
清渓広場には、市民がバランス感覚を体験できる高さ30センチと50センチのスラックライン体験コーナーも設けられた。事前申し込みや参加費は不要で、スケートボードやブレイキンのパフォーマンスも披露された。
ソウル市は安全要員を配置し、観覧区域と歩行者の動線を分離するなどの安全対策を実施。強風が吹いた場合には、高所でのパフォーマンスを直ちに中止することにしていた。
ソウル市のチョ・ソンホ観光体育局長は「今後もソウルのさまざまな空間を舞台にした国際スポーツイベントを発掘、誘致し、ソウルの躍動的な魅力を広く発信していく」と述べた。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News