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【10月02日 KOREA WAVE】海外の流通各社がKビューティーの販売手法を変えている。一つのブランドの商品をまとめるだけでなく、複数ブランドの代表的な商品を選んでセットにし、個々の商品より「Kビューティー」というカテゴリーそのものを前面に出す動きが広がっている。

業界によると、英国のオンラインファッション・ビューティープラットフォーム「ASOS」は、APRの「メディキューブ」をはじめ、「アヌア」「ラネージュ」「バイオダンス」「COSRX」「ハルハルワンダー」の6ブランドを詰め合わせた「コリアン・スキン・ディスカバリー・ビューティーボックス」を25ポンド(約5000円)で発売した。

異なるブランドのスキンケア商品をまとめたセットで、個別に購入する場合より60%安い価格に設定された。現在はASOSのサイトで完売となっている。

英国百貨店「セルフリッジズ」も、メディキューブやアヌア、ラネージュなど8ブランドの商品をまとめた「ザ・Kビューティー・スキンケア・キット」を発売した。129ポンド(約2万6000円)相当の商品を60ポンド(約1万2000円)で販売するセットで、メディキューブのコラーゲンゼリークリームなど各ブランドの主要商品を盛り込んだ。こちらも現在は完売している。

英国のヘルス&ビューティー大手「ブーツ」も、メディキューブやアヌア、「Beauty of Joseon」「VT」「PURITO」「ROUND LAB」「Dr.Althea」「MEDIHEAL」「ハルハルワンダー」などの商品を組み合わせたセットを展開した。

10商品のうち8商品を通常サイズとし、小容量のサンプルを集めるだけではなく、実際のスキンケアで十分に試せる構成とした。ブーツは、Kビューティーを初めて使う消費者から既存ユーザーまで幅広く対象にした商品だと説明している。

業界では、こうしたセットが特定ブランドの商品を購入する前に複数のKビューティー商品をまとめて試す機会となり、初回購入のハードルを下げるとみている。

従来は各ブランドが自社の代表商品やシリーズを前面に出して海外市場を開拓してきた。一方、今回のセットは流通会社側が複数企業の商品を選び、「Kビューティーのおすすめ商品」として提案する点が特徴だ。

消費者は特定ブランドを知らなくても、「Kビューティーを試したい」という関心から複数の商品に触れられる。ブランド側にとっても、自社を知らない消費者に商品を知ってもらう新たな接点となる。

セットに入れる商品の選定方法は流通会社や商品によって異なる。販売戦略や顧客需要を踏まえて流通会社が独自に選ぶケースのほか、商品やキャンペーンの企画段階でブランド側と協議して構成するケースもあるという。

業界関係者は、複数ブランドの商品を試した消費者の関心が、その後の個別購入につながる可能性があるとして、Kビューティーを初めて利用する層や多様なブランドを探す消費者との接点拡大に効果が期待できると説明している。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News