韓国ファッション通販「ムシンサ」、個人情報3万6000件超、さらに流出…計19万6113件に
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【10月02日 KOREA WAVE】韓国のファッションプラットフォーム「ムシンサ」で2026年8月に発生した個人情報流出事件をめぐり、新たに3万6000件余りの被害が確認された。注文情報も含まれており、ムシンサがこれまで届け出た約16万件と合わせると、流出した顧客の個人情報は計19万6113件となった。
韓国個人情報保護委員会が国会議員室に提出した資料によると、ムシンサは9月16日、会員の注文情報やレビュー情報、倉庫・店舗担当者の情報などの個人情報流出を当局に届け出た。8月28日に届け出た流出事件とは別に確認された被害だ。
追加で流出が確認されたのは、顧客の氏名、メールアドレス、携帯電話番号、住所、配送メモ、送り状情報、交換・返品情報を含む注文情報など3万2159件。このほか、交換・返品情報を含まない注文情報103件、注文番号やメールアドレス、投稿者名、レビュー画像のURL、レビューの登録・修正日時などのレビュー情報3999件も流出した。
さらに、ムシンサの倉庫・店舗担当者の氏名や携帯電話番号など、従業員の個人情報11件も流出したことが判明した。
ムシンサが8月28日と9月3日に当局へ届け出た顧客情報の流出は計15万9852件だった。このうち氏名のみの流出が13万8841件、氏名やメールアドレス、携帯電話番号、配送情報などを含む個人情報の流出が2万1011件だった。
9月16日に届け出た分を加えると、顧客の個人情報流出は計19万6113件となる。顧客情報とは別に、ムシンサと提携企業の従業員に関する個人情報の流出も計3万5966件に上った。
今回の事件では、会員がムシンサのウェブサイトで注文した商品や連絡先、配送情報、交換・返品情報、レビューなど比較的機微な情報も含まれており、二次被害への懸念が出ている。流出した情報が直接、不正決済に使われなくても、決済・返金情報を悪用したフィッシングやSMSを使った詐欺、電話詐欺などに利用される可能性が指摘されている。
個人情報保護委員会は、会員の注文情報やAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)の脆弱性改善、OTP(ワンタイムパスワード)認証の脆弱性への対応、被害救済の受付窓口設置などをムシンサに求めた。また、ムシンサや他社、公共機関を装った迷惑メッセージやフィッシングへの注意を利用者に呼びかけるよう求めたという。
与党「共に民主党」のイ・ジョンホン議員は「国民が信頼して利用する大手プラットフォームで個人情報流出が相次いでいる」と指摘。注文や交換、返品に関する情報まで流出したとして、利用者の二次被害を防ぐため迅速な対応が必要だと強調した。
(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News