韓国・乳幼児、2人に1人が2歳前にスマホ使用開始…3歳前では約8割
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【10月02日 KOREA WAVE】韓国の乳幼児の2人に1人が2歳になる前にスマートフォンを初めて使い、10人に約8人は3歳になる前に使用を始めていることが分かった。韓国国立精神健康センター精神健康研究所が発行した「精神健康研究情報誌」によると、2~5歳の乳幼児400人を対象に調査した結果、生後12~23カ月で初めてスマートフォンを使用したとの回答が37.18%で最も多かった。
生後0~11カ月で使い始めたケースも13.80%あり、全体の50.98%が2歳になる前にスマートフォンを経験していた。生後24~35カ月は26.66%、36~47カ月は12.39%、48~59カ月は12.96%で、全体の77.64%が3歳になる前に使い始めていた。
利用時間は平日と週末で差が見られた。平日は「使用しない」が32.7%、「1時間未満」が56.8%、「1~3時間」が9.5%、「3~5時間」が1%だった。週末は「使用しない」が21.3%に減り、「1時間未満」が54.9%、「1~3時間」が22.6%に増えた。
韓国国内の過去の研究でも、幼い時期からスマートフォンなどに触れる傾向が確認されている。亜洲大学病院精神健康医学科の研究チームは2014~2015年、地域の児童精神健康センター3カ所で3~5歳児400人の保護者を対象にメディア利用状況を調査した。
その結果、3~5歳児の84.6%がスマートフォンを使用し、74.2%は2歳になる前にスマートフォンを含むモバイルメディアを使い始めていた。
保護者が子どもにスマートフォンなどを渡す理由は「子どもを落ち着かせるため」が60.8%で最多。「ほかのことをしている間」が52.2%、「遊ぶ時」が34.3%だった。
同研究ではスマートフォンの利用時間と行動上の問題との関連も調査した。1日2時間を超えて使用する子どものグループでは、利用時間が短いグループに比べ、身体症状や注意力の問題、攻撃的な症状、引きこもり傾向が多く見られたと報告した。
1日2時間を超えてスマートフォンを使用する子どもは、利用時間が短い子どもに比べ、注意力に関する問題がみられる可能性が4.43倍、攻撃的な症状については1.30倍だった。研究チームは、低年齢でスマートフォンへの接触が多いほど、複数の行動上の問題と強い関連がみられたと結論付けた。
世界保健機関(WHO)は2019年に発表した5歳未満の子どもに関する指針で、1歳児には画面視聴を推奨せず、2歳児と3~4歳児は1日1時間以内とするよう推奨している。米国小児科学会も、18カ月未満はビデオ通話を除く画面メディアの利用を避け、2~5歳児は質の高いコンテンツを保護者と一緒に1日1時間以内で利用するよう勧めている。
(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News