フーシ派がイスラム教の聖地メディナに無人機攻撃、サウジ主導の連合軍発表
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【10月2日 AFP】サウジアラビア主導の連合軍は1日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派がサウジ西部のイスラム教聖地メディナにある配電施設を攻撃したと発表した。これを受け、イスラム教徒が大多数を占めるトルコとスーダンがサウジへの全面的な支持を表明し、フーシ派を批判した。
イエメンの首都サヌアおよび紅海沿いを支配するフーシ派は、2015年に連合軍がイエメン内戦に介入して以来、サウジに対する無人機やミサイルによる攻撃を繰り返してきたが、イスラム教の聖地を攻撃することはほとんどなかった。
フーシ派と対立するイエメン暫定政権を支援するサウジは、9月中旬にもフーシ派がイスラム教の聖地メッカを攻撃したと非難したが、フーシ派は全面的に否定した。
連合軍のトルキ・アル・マリキ報道官(少将)は、9月29日午前5時11分、タイバ配電施設が無人機攻撃を受けたと発表。
「当局が行った調査と証拠収集により、この卑劣なテロ行為の計画および実行にテロ組織フーシ派が関与していたことが確認された」と述べた。
この攻撃により変圧器1台が運用停止となったが、電力網への影響はないという。
マリキ報道官は、この配電施設が「預言者のモスク」に電力を供給している点に言及し、フーシ派が「二聖モスクを標的にし続けている」と批判した。
これに対し、フーシ派の幹部は1日、イスラム教の聖地に対する攻撃への関与を全面的に否定した。
メディナは、イスラム教の預言者ムハンマドの墓と預言者のモスクを擁することから、メッカと並ぶイスラム教の二大聖地となっている。
トルコは今回の「攻撃」を強く非難し、サウジへの支持を表明。
トルコ外務省は声明で、「メディナの民間インフラに対するフーシ派の攻撃を強く非難する」「サウジの主権と安全保障を脅かし、イスラム世界の神聖なる価値観を標的とするこのような挑発的な攻撃は、即時かつ無条件に停止されなければならない」と述べた。
スーダンもまた、サウジとの「完全な連帯」を再確認し、同国の安全保障および聖地を守るための取り組みへの支持を表明した。
スーダンは「今回の攻撃は、イスラム教の聖地を標的とし、世界中のイスラム教徒の感情を逆なでするフーシ派の常習的な活動の延長線上にある」と述べた。
サウジ、トルコ、パキスタンの3か国は8月、「メッカ共同防衛協定」を締結している。(c)AFP