韓国製多連装ロケット「天橆」、サウジ軍の異色PR映像に登場…子どものボール拾う場面も
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【10月02日 KOREA WAVE】サウジアラビア軍当局が公開した異色の広報映像に、韓国製多連装ロケット「K239天橆」が登場し、注目を集めている。
映像は、砂漠の真ん中でじゅうたんに座った男性3人が、ゆったりとお茶を飲みながら会話する場面から始まる。1人の男性が両手で空を指し、スマートフォンで緊急警報のメッセージを確認すると、後ろを見るよう促す。
カメラが移動すると、遠くに韓国製のK239天橆の発射車両が姿を現す。男性の1人はスマートフォンの画面を見せながら天橆についてしばらく説明するが、緊迫した雰囲気はない。説明が終わると、3人はクッションにもたれ、何事もなかったかのように再びお茶を飲み始める。
先端兵器の性能を前面に押し出す一般的な軍の広報映像とは異なり、砂漠での日常や伝統文化の中に韓国製の天橆を自然に登場させた点が特徴となっている。
映像の最後では、子どもたちが蹴っていたサッカーボールが天橆の車両付近まで転がっていく。すると車両に乗っていたサウジアラビア軍兵士が降り、ボールを拾って子どもに手渡す。兵士と子どもがボールを受け渡す場面で映像は終わる。
軍事装備の導入についてこれまで機密を維持してきたサウジアラビアが、韓国製兵器を前面に出した広報映像を制作するのは異例と受け止められている。
サウジアラビアは2022年に韓国製の天橆を導入。その後もK2戦車などさまざまな韓国製兵器をめぐり、防衛産業分野での協力を拡大している。
伝統的な日常風景と現代の軍事力を同じ画面に収めた映像には、ネットでも「兵器の広報がこれほど情緒的になるとは」といった反応が寄せられている。
(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News