フライドバイ機急降下、副操縦士の襲撃で緊急着陸 乗客が恐怖体験語る
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■一時は「もうだめだと思った」
同じく搭乗していたミリヤム・シラ・オハヨンさんは、争いが起きている間、機体は「ほぼ制御不能な状態」だったと説明した。
サウジアラビアに緊急着陸した際に、テルアビブ近郊のベングリオン空港で到着を待っていた母親と電話でつながっていたオハヨンさんは、スピーカーフォン越しに報道陣の取材に応じ、「副操縦士は機長を殺して、乗客もろとも墜落自殺を図ろうとしていた」と語った。
「まさに墜落しかけていたが、機転を利かせた多くの人が副操縦士を取り押さえ、無力化した」とし、「応急処置を行った医師や、負傷した2人の手当をした人々もいた。機長を除いて怪我人は出なかったが、本当の恐怖は墜落であり、それこそが副操縦士の狙いだった」と続けた。
別の乗客のハイム・ナザロビッツさんは「非常に恐ろしかった」と述べ、一時は「もうだめだと思った」と付け加えた。
機内で撮影された動画がイスラエルのSNSユーザーによって再投稿された。動画には、頭部の傷から血を流した男性の乗客が助けを求め、同機がサウジアラビアに向かっていると話している様子が捉えられていた。
男性はヘブライ語で「機内で攻撃があった。テロリストを鎮圧し、今は着陸の準備をしている」と話し、「私の声が聞こえる人は誰でもいい、助けが必要だ」と訴えていた。
イスラエルはサウジアラビアと正式な外交関係を結んでいないが、イタリーさんによると、着陸後、現地では「非常に温かい」歓迎を受けたという。(c)AFP/Rania Sanjar and Sofiane Alsaar with Nir Kafri at Ben Gurion Airport