韓国検察庁の廃止、カウントダウン…中堅検事の辞職相次ぐ「ともにできず申し訳ない」
このニュースをシェア
【10月01日 KOREA WAVE】韓国で検察庁の廃止が迫るなか、中堅クラスの検事による辞職表明が相次いでいる。
法曹界によると、ユン・ウォンギ水原高検検事(司法研修院34期)は検察の内部ネットワーク「イープロス」に「18年5カ月の検事生活を終える」と投稿し、辞意を表明した。
ユン検事は「仕事は大変だが、国民に奉仕し公益に貢献するという誇りは、検察であれ公訴庁であれ重大犯罪捜査庁であれ変わらないと思う」とし、「困難な時期にともにできず、申し訳ない気持ちだけだ」と記した。
さらに「公訴庁と重大犯罪捜査庁に分かれるが、揺るぎなく国民のために最善を尽くす検察の皆さんを応援したい」とした。
ユン検事は春川地検刑事2部長、法務省刑事法制課長、人事情報第1担当官、政策企画団長などを歴任。2025年には春川地検原州支庁長を務めたが、同年の「大庄洞事件の控訴断念」を巡る集団反発声明に名を連ねた後、水原高検検事に異動した。
ユン検事とともに大庄洞事件の控訴断念に反発していたノ・ソンギュン大邱地検第2次長検事(35期)も辞職のあいさつを掲載した。
ノ次長検事は「未熟な私が検事として20年間勤務できたのは、模範となった先輩や頼もしい同期、情熱あふれる後輩のおかげだった」とし、「検察の構成員の皆さんが松の木のように揺るぎない限り、検察の未来も明るいと信じている。私も外から心強い支援者として常に応援したい」と記した。
ソ・チャンボム・ソウル中央地検強力犯罪捜査部長(36期)も辞意を表明した。
ソ部長検事はイープロスに「少し前、ある記者から『自分の仕事でもないのに、なぜこれほど一生懸命働くのか』と聞かれた」としたうえで、「私たちは一度も自分の出世のために仕事をしたことはない。それが、私がともに働いた同僚をこれほど尊敬する理由だ」と記した。
さらに「変わりゆく環境のなかで奮闘を続ける、そして新たな場所で出発するすべての同僚検事の今後に、常に健康と幸せが満ちることを願う」とした。
この3人のほか、カン・ヒョンウク釜山地検西部支庁刑事3部副部長検事(41期)、アン・ファヨン西部地検食品医薬犯罪捜査部検事(弁護士試験3回)らも最近、イープロスに辞職を伝える文章を掲載したという。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News