ビッサムのロゴ(c)news1
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【10月01日 KOREA WAVE】韓国の暗号資産(仮想通貨)取引所ビッサムが、人工知能(AI)の活用を顧客向けサービスから社内業務まで広げている。市場情報の分析や取引支援に加え、顧客相談やデータ分析、ソフトウエア開発などにも導入している。

ビッサムは2025年9月、公式YouTubeチャンネルでAIアナウンサーが市場の主要ニュースを伝える「デイリー市況」の配信を開始した。2026年9月には価格や取引量、ブロックチェーン上の取引データ、オンラインコミュニティーの反応などを分析する「ビッサムAI」を公開した。

「AI銘柄シグナル」は1時間ごとに技術面や交流サイト(SNS)など6つの主要指標を分析し、銘柄別の売買判断に役立つシグナルや総合スコアを提供する。このほか、銘柄分析や市場ニュース、経済日程の配信などの機能も備える。

取引サービスにもAIを取り入れている。4月に始めた「ポートフォリオ購入サービス」は、複数の暗号資産を一度に購入でき、ビットコインとイーサリアムを組み合わせたものや時価総額上位10銘柄など6種類を用意する。構成はAI分析に基づき定期的に更新する。

6月には「AIトレードキット」を公開した。ChatGPT、Claude、Geminiなどの生成AIとビッサムの公開APIを連携させ、対話形式で価格を照会したり、取引を実行したりできる。日常的な言葉による指示で条件付きの予約注文などにも対応する。

社内では2025年末に専門チームを設け、データ収集や報告書作成、データ分析、コード作成やエラー修正などにAIを活用している。

顧客対応では8月、AI音声認識を利用した相談支援サービスを導入した。電話の内容をリアルタイムで文字に変換する仕組みで、同社によると、導入後の平均通話時間は約30%短縮され、初回相談での問題解決率も向上した。文字データは相談終了直後に破棄する。

今後は、不審な取引や異常な数値をAIで即座に検知し、自動的に遮断する仕組みも強化する方針だ。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News