【10月3日 東方新報】中国・広東省(Guangzhou)広州市(Guangzhou)社会科学院は9月14日、「広州ブルーブック:広州都市国際化発展報告(2026)」の発表会およびアジア太平洋経済協力(APEC)枠組み下でのグローバル都市発展・トレンドに関するシンポジウムを広州で開催した。
 
同報告によると、広州は2025年、主要な世界都市評価で高い評価を得た。「世界金融センター指数」と「科学研究都市指数」では順位が着実に上昇し、「世界都市指数」と「国際交流中心都市指数」では安定した順位を維持した。

報告は、世界経済が緩やかに回復する中、2025年の広州経済が高い強靱性と成長力を示したと指摘。改革の深化や対外開放の拡大、イノベーションの推進を通じ、質の高い発展と包摂的な成長を進め、「第15次5か年計画(2026~2030年)」に向けた基盤を整えたとしている。

「第14次5か年計画(2021~2025年)」期間中、広州の経済規模は拡大を続け、2025年の域内総生産(GDP)は3兆2000億元(約74兆748億円)を突破した。航空分野では2025年、広州白雲国際空港(Guangzhou Baiyun Airport)の第3ターミナルと第5滑走路が供用を開始。同空港は「5本の滑走路、3つのターミナル」を備える大規模空港となり、年間旅客数8000万人規模の空港の仲間入りを果たした。

華南地域最大の総合ハブ港である広州港は、国際定期航路182路線を開設し、世界400以上の港と結ばれている。2025年の貨物取扱量は6億9600万トンに達し、世界6位となった。

報告は今後について、広州が世界の都市とのパートナーシップをさらに拡大するよう提言している。国際友好都市との「100都市+」の取り組みを深化させるとともに、友好港や友好地区、大学、職業教育機関、図書館、博物館など幅広い分野で国際交流を強化する必要があるとしている。

また、イノベーションや起業を促進する国際地区、良好な居住環境を備えた地区、ビジネス・観光・文化・スポーツを融合した国際地区の整備を進めることも提案。国内外の住民が共に参加・交流できる環境づくりや高度人材の集積、産業と都市の融合を進め、広州の国際都市としての魅力を高めるよう求めている。(c)東方新報/AFPBB News