【9月30日 AFP】米国は30日、イラク北部クルド人自治区の中心都市アルビルにある空軍基地から部隊を撤収した。これに伴い、同国におけるイスラム過激派に対する作戦・駐留任務を「正式に終了」したと発表した。

米主導の有志連合は、10年以上にわたりイラクおよび隣国シリアで過激派組織「イスラム国(IS)」と戦ってきた作戦を終了することになる。

イラクとシリアの広大な地域を制圧し、大量虐殺や残虐行為を繰り返したISは、2017年にイラクで、2019年にはシリアで壊滅したものの、有志連合部隊は残留組織への掃討作戦のため両国にとどまっていた。

米国防総省のショーン・パーネル報道官は声明を発表し、「本日、米国および有志連合のパートナー国は、2024年9月の米イラク共同声明と米国の国益に基づき、イラクにおける作戦『生来の決意作戦(Operation Inherent Resolve)』を正式に終了した」と述べた。

イラクと米政府は2024年、有志連合の任務を縮小・終了することで合意。部隊はイラク全土の基地から段階的に撤収し、駐留地域を北部のクルド人自治区に限定していた。(c)AFP