韓国・釜山の水路に10日超滞在のサメ、沖合への誘導にまた失敗
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【09月30日 KOREA WAVE】韓国・釜山市東区の北港親水公園の水路に10日以上とどまっているサメ「ブカンイ」を沖合へ戻すため、29日に2度の誘導作業が実施されたが、いずれも失敗に終わった。
釜山海洋警察などによると、午後2時30分から海洋警察と消防の船5隻を投入し、2回目の誘導作業を実施した。約50分後の午後3時20分ごろに作業を終了したが、ブカンイは水路から出なかった。
海洋警察と消防は、救助艇などに設置された消防ポンプでブカンイがいる水面に放水し、水流を起こして沖合へ誘導した。作業当初はブカンイの位置を把握するのに手間取り、離れた場所で作業する場面もあった。
その後、ブカンイを発見した救助艇が近づいて放水すると、一時は沖合に向かって移動するように見えた。しかし、ブカンイは水深の深い場所へ潜って姿を消し、その後、再び市民が集まる側に現れた。
現場ではブカンイの動きに市民が一喜一憂した。沖合へ向かうように見えると、涙を流しながら手を振り、「ブカンイ、元気でね」と声を上げる市民もいた。
一方、船がブカンイの周辺に放水すると、「水をかけないで。ストレスを受ける」と訴える声も上がった。「それでも、もともと暮らしていた海で生きるべきだ」と沖合への移動を応援する市民もいた。
午前中に実施された1回目の作業も失敗した。当初は午前10時の開始予定だったが、雨による水位上昇やうねりの影響で午前11時10分ごろに始まった。救助艇は約1時間にわたって水路を行き来しながら放水したものの、ブカンイを沖合へ誘導できなかった。
救助艇の消防ポンプは1分当たり600リットル以上の放水能力を持つ。ただ、消防用に設計されたため水流が水面下の深い場所まで届かず、ブカンイが深い場所へ逃れる状況が繰り返された。
関係機関は当面、同じ方法による誘導作業を実施しない方針だ。釜山市が関係機関による対策会議を改めて開き、今後の日程や方法を協議する。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News