シャオシャオとレイレイ、四川・碧峰峡基地で一般公開 飼育員が近況を語る
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【9月30日 CGTN Japanese】東京・上野動物園で生まれ、2026年1月に中国へ返還された双子のジャイアントパンダ、シャオシャオ(雄)とレイレイ(雌)が9月29日、中国四川省雅安市の碧峰峡基地で一般公開され、来園者の前に姿を見せました。
碧峰峡基地では、同じく上野動物園で生まれた姉のシャンシャンも暮らしています。シャンシャン、シャオシャオ、レイレイの3頭は同じエリアで、それぞれ個別に飼育されています。また、母親のシンシンも同基地の非公開エリアで暮らしています。
パンダたちの状況について、CMGの記者が担当飼育員に話を聞きました。
シャオシャオについて飼育員は、「隔離期間中は室内を好み、屋外に置いた餌を自分で部屋まで運んで食べるような子だった。公開エリアに移ってからは屋外で過ごす時間が増え、気に入っている屋根付きのスペースで寝ている姿もよく見られる」と話しました。
公開エリアに移った当初はやや緊張した様子を見せたものの、屋外に出るとすぐに竹を食べ始めたということです。現在は食欲もあり、健康状態は良好で、体重も増え、引き続き成長しているとしています。
一方、音に敏感な面があることから、防音のためガラスを設置するなど、静かに過ごせる環境を整えているということです。
レイレイについては、「中国に戻ってからも生活リズムは安定していて、よく食べ、よく寝ている。私を見つけると自分から近づいてきて、パンダ饅頭(トウモロコシ粉の蒸し饅頭)やリンゴをねだる姿がとてもかわいい」と紹介しました。
初めて屋外運動場に出た際も非常に落ち着いており、1~2時間ほどで新しい環境に慣れ、その後は安心した様子で食事をしていたということです。
補助食の中では特にパンダ饅頭を好み、ニンジンやリンゴより先に食べるといいます。現在は発情期も落ち着き、のんびりと過ごしています。
また、獣舎には環境エンリッチメントの一環として、樹木を利用した休息用の台(プラットフォーム)を新設し、雨よけや休息の場として使えるほか、木登りもできるよう工夫しているということです。
母親のシンシンについて、飼育員は「最近はタケノコもよく食べ、食欲旺盛で健康状態も良好だ」と話しました。
現在も体重と血圧の管理を続けており、血圧は日本にいた時よりも低めで安定しているということです。また、「20歳を超えているとは思えないほど歯が丈夫で、よく食べる」といい、食べすぎないよう給餌量を調整するとともに、運動も促しています。
採食や体調は安定しており、加齢に伴う変化はあるものの、大きな問題はないということです。高齢であることから、血圧や血中脂質を定期的にチェックし、獣医師の指示に従って給餌量を調整するなど、状態に合わせて飼育プランを柔軟に見直しています。
今回紹介した4頭のうち、シャンシャン、シャオシャオ、レイレイの3頭は現在、公開エリアで暮らしており、来園者がその姿を見ることができます。一方、母親のシンシンは高齢であることから、現在は非公開エリアで飼育員による健康管理を受けながら穏やかに過ごしています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News