ソウル大学、卒業を遅らせる学生が600人超…就職難の影響か、過去5年で最多
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【09月30日 KOREA WAVE】韓国で就職難が続くなか、ソウル大学で正規の修業年限を超えて在籍し、1~3単位だけを履修する学部生が、2026年度の前期に600人を超えたことが分かった。過去5年間で最多となり、同大学の1学年の入学者
数の約16%に相当する規模となっている。
韓国野党「国民の力」のチョン・ソングク議員がソウル大学から提出を受けた資料によると、2026年度前期に正規の修業年限を超えて在籍し、1~3単位だけを履修した学部生は624人だった。2023年度後期の614人を上回り、過去5年間で最多を記録した。2026年度の入学者数は3958人で、624人はその15.8%に相当する。正規の修業年限を超えて在籍する学生には、卒業に必要な単位を一部残している学生や、就職活動などを理由に大学にとどまっている学生が含まれる。
ソウル大学には卒業延期制度がないため、卒業を遅らせたい学生は最低限の1~3単位を履修する方法を取っている。こうした学生は2022年度前期の494人から2023年度に526人、2024年度に539人、2025年度に549人と増加を続け、2026年度には624人に達した。2022年度と比較すると130人増え、増加率は26.3%。2025年度からは75人、13.7%増加し、過去5年間で最大の増加幅となった。学部別では、人文学部が110人で最も多かった。社会科学部と工学部がそれぞれ100人で続き、農業生命科学部74人、師範学部58人、経営学部46人、自由専攻学部38人の順だった。
増加率が最も高かったのは農業生命科学部で、2022年度前期の38人から2026年度には74人となり、94.7%増加した。人文学部も同期間に77人から110人へ42.9%増加。工学部は75人から100人へ33.3%、社会科学部は82人から100人へ22.0%それぞれ増えた。
正規の修業年限を超えて在籍する学生が増えている背景には、卒業後の就職に対する不安が影響している可能性が指摘されている。ただし、1~3単位を履修する学生には、卒業に必要な単位をまだ取得していない学生も含まれる。このため、624人全員が就職活動を理由に意図的に卒業を延期しているとは限らない。チョン議員は「正規の修業年限を超えて在籍する学生が増えているのは、卒業後の就職に対する若者の不安が反映された結果だ」と指摘。そのうえで「政府は質の高い雇用を増やし、就職市場の正常化に努めるべきだ」と述べた。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News