韓国京畿道城南市にあるハンファ・エアロスペース本社(c)news1
韓国京畿道城南市にあるハンファ・エアロスペース本社(c)news1

【09月30日 KOREA WAVE】韓国の防衛大手ハンファ・エアロスペースが、中途採用で学歴や年齢などを基準に応募機会を制限する内容の指針を作成していたことが分かった。同社のイ・ブファン代表は27日、公式サイトに謝罪文を掲載し、「差別のない開かれた採用」の原則を改めて確認するとともに、責任者の懲戒や再発防止に取り組む方針を示した。

問題となった指針には、業務遂行能力とは関係のない学歴や年齢など、応募者の個人的な条件によって採用機会を制限する内容が含まれていた。韓国メディアによると、特定の11大学の出身者や1980年代生まれ以降の人を採用対象とする内容が中心だったという。

ハンファ・エアロスペースは、指針は人事担当者が独断で作成したもので、実際の採用活動には適用されていないと説明している。

イ・ブファン氏は、こうした指針の作成について、同社が掲げてきた「開かれた採用」と「公正な機会の提供」という原則を損なう行為だったと認め、会社としての過ちだとして謝罪した。

同社は採用過程全体を点検し、問題が確認されれば全面的に改善する。全従業員を対象とした公正な採用に関する教育も強化するほか、指針を作成した責任者を人事委員会に付託し、懲戒手続きを進めている。

会社側によると、イ・ブファン氏は2026年8月、人事担当者が特定の大学や年齢層を指定した中途採用指針を作成していた事実を把握した。9月初めには関係者を厳重注意し、不適切な採用を容認しない方針を記したメールを送ったという。

同社は現在、韓国雇用労働省の労働監督を受けており、調査に協力している。雇用労働省は違反が確認された場合、過料の賦課や是正命令などの措置を取る方針とされる。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News