NATO、ロシアの「無責任な核の威嚇」非難 「保有するすべての兵器を投入する用意」との脅迫受け
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【9月30日 AFP】北大西洋条約機構(NATO)は29日、ロシアがバルト海に面した飛び地カリーニングラードを脅かされた場合「保有するすべての兵器を投入する」と威嚇したことを受け、ロシアによる「無責任な核の威嚇」を強く非難した。
NATOのアリソン・ハート報道官は、「ロシアがNATOに対して非公式文書を送付してきたことを事実であると認める。われわれはそれに対し、NATOは防御的同盟であり、われわれのいかなる活動や軍事演習もロシアのいかなる領土に対しても脅威となるものではないとする回答を送付した」と述べた。
さらに「武力による脅迫や、あらゆる無責任な核の威嚇を強く非難する。われわれはロシアに対し、ウクライナにおける理不尽な戦争を終わらせるよう求める」と付け加えた。
これに先立ち在ベルギー・ロシア大使館はNATOに連絡し、カリーニングラード州に関する「NATO指導部およびNATO加盟国による挑発的な言動」について抗議したと発表していた。
同大使館は28日付の声明で、「前述の無謀かつ無責任な行動方針は、わが国との直接軍事衝突のリスクを劇的に高めていると警告した。カリーニングラード州をわが国の他の地域から孤立させようとするならば、われわれは自国の領土を守るために保有するすべての兵器を投入する用意がある」と述べた。
NATOによると、ロシアがウクライナに対する支援を断念させようと、支援国に対する妨害工作や干渉を激化させている。
ハート報道官は「ロシアによるハイブリッド戦術の行使は、必死さの表れだ。しかし、われわれのウクライナに対する支援が揺らぐことはない」と強調。
「われわれには、加盟国のあらゆる領土を守り抜くために必要な能力が備わっており、いかなる脅威に対しても強く対抗する力を備えている」と述べた。(c)AFP