韓国LCC業界で再編加速…統合ジンエアーは60機規模、長距離・高級化で対抗
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【09月30日 KOREA WAVE】韓国の格安航空会社(LCC)が、規模拡大や長距離路線への進出、サービスの高級化を進めている。2027年3月にはジンエアー、エアプサン、エアソウルを統合した韓国最大規模のLCCが発足する予定で、独立系各社は路線やサービスの差別化を急いでいる。
イースター航空の筆頭株主である投資会社VIGパートナーズは、エアプレミア株70%の取得を進めている。現在は買収に向けた資産査定中で、取引規模は3000億ウォンを上回る水準(3000億ウォンで約348億円)とされる。
買収後も両社は別々に経営しながら、共同運航などを通じて路線網や販売網を連携させる方針だ。日本、中国、東南アジアなど短距離路線が中心のイースター航空と、米国路線やプレミアムエコノミークラスに強みを持つエアプレミアを合わせると、保有機材は計30機となる。
一方、2027年3月に発足予定の統合ジンエアーは、現在の保有機材を単純合算するとジンエアー33機、エアプサン21機、エアソウル6機の計60機となる。短距離路線と低価格運賃を維持しながら、重複路線の整理や整備、部品、燃料の共同調達で運営効率を高めるとみられている。
ティーウェイ航空から社名を変更したトリニティ航空は9月10日、新ブランドでの運航を始めた。短距離では低価格を維持する一方、欧州、オーストラリア、カナダなどの長距離路線では優先チェックインやコース形式の機内食を提供する。年末からエアバスA330-900neoを順次導入する予定だ。
パラタ航空もビジネスクラスを備えた大型機を導入し、2027年5月から仁川―ロサンゼルス線を週7便以上運航する計画だ。実現すれば、米国路線でビジネスクラスを運営する韓国初のLCCとなる。
チェジュ航空はボーイング737-800NGから737-8への機材更新を進めている。旅客機42機のうち13機が新型機で、年末までにさらに2機を導入する予定だ。IT子会社とホテル事業も整理し、960億ウォン(約111億円)の資金を確保した。
エアロK航空は清州空港を拠点に中国路線を拡大し、11月に成都線、年末までに北京線を開設する計画だ。7月には旅客機の貨物室を利用した貨物輸送事業も始め、旅客輸送以外の収益源の確保を進めている。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News