ソウル市内の医科大学前(c)NEWSIS
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【09月30日 KOREA WAVE】韓国を代表する名門大学として知られるソウル大学、延世大学、高麗大学の3校で、2021~2025年の5年間に計1万736人が中途退学していたことが分かった。2025年の中途退学者の約65%は理系の学生で、医学部や他の難関大学・学部に再入学した可能性が指摘されている。

韓国の大手予備校「鍾路学院」が9月27日、大学情報公開サイト「大学アラート」の公表資料を分析した結果を明らかにした。

韓国では、ソウル大学、延世大学、高麗大学の3校を、それぞれの英語名の頭文字から「SKY大学」と呼んでいる。

分析によると、3大学の中途退学者は過去5年間で年平均2147人に上った。

2021年の1971人から2022年には2131人に増加。その後も2023年は2126人、2024年は2496人、2025年は2012人と、4年連続で2000人を超えた。

2025年は前年比19.4%に当たる484人減少した。鍾路学院は、2024年度に医学部の募集定員が増えたことで、中途退学者が一時的に大幅増となった可能性があると分析している。

2025年の大学別の中途退学者は、ソウル大学が375人、延世大学が801人、高麗大学が836人だった。

専攻分野別では、理系が1297人で全体の64.5%を占めた。文系は654人で32.5%、芸術・体育系は61人で3.0%だった。

理系の中途退学者を学部・学科別に見ると、ソウル大学では電気情報工学部と先端融合学部がそれぞれ26人で最も多く、生命科学部が18人で続いた。

延世大学では工学系が132人、理学系が45人、生命システム系が36人だった。高麗大学では生命科学部が44人、生命工学部が43人、電気電子工学部が36人となった。

文系では、ソウル大学の自由専攻学部が11人、経営学科が8人、経済学部が4人だった。

延世大学ではアンダーウッド学部が38人、グローバル人材学部が31人、経営系が25人。高麗大学では経営学科が48人、経済学科が24人、メディア学部が17人だった。

鍾路学院は、こうした中途退学者の多くが、より難関とされる大学や学部、医学系学部に再入学した可能性があるとみている。

同学院のイム・ソンホ代表は「延世大学と高麗大学の理系中途退学者はソウル大学や医学系学部に、ソウル大学の理系中途退学者は医学部などに再入学したと推定される」と説明した。

また、文系の中途退学者についても、理工系や医学系の学部、ソウル大学の文系学部などに再入学した可能性があると分析した。

さらに、2027年度には地域医師制度の導入に伴って医学部の募集定員が増えるため、3大学に在籍する地方出身の学生が、地方の医学部への再入学を目指す可能性もあるという。

イム代表は「その場合、ソウル大学、延世大学、高麗大学の中途退学者数は、2025年よりやや増加する可能性がある」との見方を示した。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News