韓国・ナンバーなしバイク止めた店主、5メートル以上引きずられ、負傷したのに…傷害容疑で送検された
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【09月29日 KOREA WAVE】ナンバープレートのないバイクを何度も警察に通報していた飲食店店主が、運転手を直接止めようとしてバイクに5メートル以上引きずられ負傷したものの、逆に傷害容疑で検察に送致された事例が伝えられた。
JTBC「事件班長」が22日に伝えたところによると、ソウルで飲食店を経営し、自ら配達もしている店主は2026年3月ごろから、近所でナンバープレートのないバイクが信号を頻繁に無視し、車線を行き来しながら危険な運転をする姿を目撃したと主張している。
店主は運転手に抗議したが、運転手は謝罪せず、中指を立てて立ち去ったという。その後、店主は警察に何度も通報したものの、「ナンバーがないため捕まえるのが難しい」との回答を受けたと主張した。
5月11日、配達中だった店主は問題のバイクを見つけ、信号待ちをしていたバイクの前に立ちはだかった。店主は携帯電話で運転手を撮影しながら、同時に警察へ通報していたという。
その際、バイクが突然発進し、店主の片腕がサイドミラーに引っかかった。店主は5メートル以上引きずられて転倒し、足や尻から出血するほどのけがを負ったと主張。携帯電話も壊れた。
店主は運転手に警察が来るまで待つよう求めたが、運転手は再びバイクで現場を離れたという。店主は警察にひき逃げ被害を申告した。その後も捜査が進まなかったため苦情を申し立て、損害賠償請求も検討する意向を伝えたところ、警察は運転手を特定した。
ところが運転手は警察の取り調べで、店主が突然バイクの前をふさぎ、強盗だと思ったうえ、凶器を持っていると判断したと主張。身の危険を感じて逃げたと説明した。
警察は、店主が実際には凶器を持っていなくても、運転手が当時の状況を脅威と受け止めたのであれば正当防衛が成立する可能性があると判断し、運転手については嫌疑なしとした。
一方、店主は運転手から傷害容疑で告訴された。警察は運転手が全治5週間の診断を受けたことなどを踏まえ、店主の傷害容疑を検討し、事件を検察に送致した。
警察は防犯カメラの映像から、店主がバイクをつかんで引っ張ったことが確認されたと説明した。また、ナンバープレートを付けずに走る行為は刑事罰ではなく過料の対象で、一般人には運転手をその場に拘束する権限がないとし、店主が無理に運転手を捕まえようとして事故につながったとの見方を示した。
バイクの運転手は「購入して間もなかったため、ナンバープレートを登録できていなかった」と供述したという。
(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News