ムシンサ提供(c)MONEYTODAY
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【09月29日 KOREA WAVE】韓国のファッション通販大手ムシンサ(MUSINSA)が、1640万人の会員基盤を生かして化粧品市場での事業拡大を進めている。ファッション商品の既存顧客に化粧品などの購入を促し、美容市場首位のオリーブヤングに対抗する。約1900万人の会員を抱えるオリーブヤングも会員向け特典を強化しており、顧客の囲い込み競争が本格化している。

ムシンサによると、2026年1~8月に新たに化粧品を購入した顧客の83.1%は、ファッションなど他分野の商品を購入したことがある既存会員だった。同期間に化粧品を購入した顧客のうち、ファッション商品も購入した人は17%を占めた。会員特典はオンラインと実店舗で共通して利用できる。

2025年10~12月に化粧品を購入した顧客を対象に、その後8カ月間の購買状況を分析したところ、約40%が再び商品を購入した。このうち半数は化粧品を再購入し、残る半数はファッションや生活用品など別分野の商品を購入した。

ムシンサはファッションと美容の連携も進めている。2026年8月にソウル・聖水で開いた美容イベントでは、ファッションブランドと化粧品ブランドの協業商品を披露した。ファッションブランド「ハグユアスキン」は、化粧品ブランド「オッドタイプ」の顧客の好みを反映した帽子を発売し、ムシンサ初の美容専門店「ムシンサビューティー弘大」で販売している。

イベント期間中、協業した化粧品ブランドの取引額は直前の同期間に比べ平均430%増えた。ブランド別ではベリーウェイが35.7倍、FEEV(フィーブ)が942%増、rom&nd(ロムアンド)が269%増だった。

一方、オリーブヤングは約1900万人の会員に購入実績に応じたランク別特典を提供している。上位のゴールド、ブラック会員を対象に、美容・健康関連ブランドと連携した体験型講座「オリーブクラス」を毎月開催。ゴールド会員には「オリーブヤングN聖水」などの専用ラウンジを利用できる特典も設けている。

オリーブヤングが上位会員向けの体験やサービスを充実させる一方、ムシンサはファッションと美容を同一の会員基盤で結び付け、購入分野の拡大を図っている。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News