27日、愛知県豊橋市民球場で開かれた2026年愛知・名古屋アジア大会の野球決勝で日本を3―1で破り、金メダルを獲得した韓国代表のムン・ボギョン(左から)、クァク・ビン、ノ・シファン=2026年9月27日(c)news1
27日、愛知県豊橋市民球場で開かれた2026年愛知・名古屋アジア大会の野球決勝で日本を3―1で破り、金メダルを獲得した韓国代表のムン・ボギョン(左から)、クァク・ビン、ノ・シファン=2026年9月27日(c)news1

【09月29日 KOREA WAVE】「率直に言って、野球代表への批判は全く気にしていません。重要なのは金メダルで、過程はそれほど重要ではないと思います。とにかく金メダルを取ったじゃないですか」

韓国野球代表が2026年愛知・名古屋アジア大会の決勝で日本を3―1で破って優勝した後、主将のノ・シファン(26、ハンファ・イーグルス)はこう語った。

韓国は2010年広州大会から5大会連続となる金メダルを獲得した。球技でのアジア大会5連覇は、1986年ソウル大会から2002年釜山大会までの男子ハンドボール、1990年北京大会から2006年ドーハ大会までの女子ハンドボールに続く記録だ。

大会では組織委員会の運営上の問題により、韓国代表も練習環境などで苦労を強いられた。そうした状況を乗り越えての金メダルだけに、選手たちの喜びは大きかった。

しかし、ノ・シファンの優勝後の発言について、筆者は代表主将として適切だったのか疑問を投げかける。

ノ・シファンは25歳以下の選手を中心とする代表チームにワイルドカードで選ばれた年長選手であり、主将でもあった。選手を代表する立場だからこそ、一つ一つの言葉にも慎重さが求められたと指摘する。

韓国代表は金メダルを獲得した一方、大会中は試合内容をめぐって厳しい批判も受けた。

決勝で対戦した日本はプロ選手を含まず、社会人選手でチームを編成。台湾も実業団所属の選手が多数選ばれていた。一方、韓国は全員がプロ選手だった。

それでも韓国は日本や台湾を相手に苦戦した。決勝前のスーパーラウンドでは日本に0―5で完敗している。

もちろん、代表選手側にも言い分はあっただろう。ファンが日本の「社会人野球」という点だけに注目していると感じ、不満を抱いた可能性もある。

ただ、筆者は結果だけではなく過程も伴ってこそ、その成果の意味がさらに大きくなると指摘。若い選手らしい率直で自信に満ちた発言として片付けるべきではなく、代表主将としての立場を踏まえた発言が必要だったとの見方を示した。【news1 イ・サンチョル記者】

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News