ソウル・南山の展望台から見たマンション群(c)news1
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【09月29日 KOREA WAVE】ソウルで、2026年のマンション家賃の最高額が月額4000万ウォン(約420万円)に達したことが分かった。最高額を記録したのは竜山区の高級マンション「ナインワン漢南」で、年間家賃は4億8000万ウォン(約5040万円)に上る。

月額1000万ウォン(約105万円)以上の超高額賃貸契約も増加しており、前年同期比28.3%増となった。

韓国国土交通省の不動産取引価格公開システムによると、2026年1月から9月19日までに締結されたソウル市内のマンション賃貸契約で、最高額となったのはナインワン漢南だった。

3月20日に契約された専有面積244平方メートルの物件は、保証金3億ウォン(約3150万円)、月額家賃4000万ウォン(約420万円)だった。

ナインワン漢南は、ソウル・竜山区漢南洞を代表する高級住宅団地で、2019年に完成した全341戸のマンションだ。

人気グループBTSのRMやジミンなど、有名芸能人が物件を所有していることでも知られる。2026年の共同住宅公示価格では、専有面積244平方メートルの物件が242億8000万ウォン(約25億4940万円)となり、韓国全国で2番目に高かった。

家賃ランキングの2~6位は、すべて城東区の高級マンション「アクロソウルフォレスト」が占めた。月額家賃は2800万~3250万ウォン(約294万~341万円)だった。

同期間にソウルで締結された月額1000万ウォン(約105万円)以上の超高額賃貸契約は計186件で、マンション賃貸契約全体の0.4%を占めた。

区別では竜山区が64件と最多で、超高額賃貸契約全体の34.4%に達した。続いて瑞草区が40件、江南区が30件だった。

マンション別では、城東区の「トリマジェ」が14件で最多となり、広津区の「フォージェス漢江」が13件で続いた。

竜山区の「漢南ザ・ヒル」「竜山プルジオサミット」、城東区の「アクロソウルフォレスト」は、それぞれ8件だった。

超高額賃貸契約は、ここ数年増加を続けている。

月額1000万ウォン以上の契約件数は、2023年の116件から2024年には135件、2025年には145件、2026年には186件となり、3年連続で増加した。

2026年の契約件数は前年同期と比べて28.3%増加している。

背景には、ソウルの住宅賃貸市場で月額家賃方式への移行が進んでいることに加え、高級住宅市場特有の需要があると分析されている。

韓国では、まとまった保証金を預ける代わりに月額家賃を支払わない「チョンセ」と呼ばれる賃貸方式がある。しかし、チョンセ物件の減少や保証金の上昇によって、月額家賃方式の割合が高まっている。

高級住宅市場では、住宅を購入する代わりに高額な家賃を支払って住む富裕層の需要が続いている。

不動産業界によると、数十億~数百億ウォンに達する高級住宅を購入して多額の資金を固定するよりも、高い家賃を負担しながら資金の流動性を確保しようとする需要があるという。

住宅を直接所有することで発生する税金や維持管理の負担も、購入ではなく賃貸を選ぶ理由の一つとされている。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News