【10月4日 CGTN Japanese】中国中部の湖北省宜昌市では9月28日、エンボディドAIロボットの発表会が開かれました。会場では、完全中国製の電子アーキテクチャーを搭載する世界初のエンボディドAIロボットが正式に披露されました。

電子アーキテクチャーとは、ロボット全体の性能の上限を左右する「知能の神経系」とも言えるものであり、OS(基本ソフト)、ネットワーク、ツールソフトウェア、AI演算チップなどで構成されています。関係者によると、この中国製電子アーキテクチャーは制御系とAI演算系を分離しながら連携させることができることから、AIによる意思決定から物理的な動作の実行までを支える完全中国製の技術基盤を構築しています。海外製システムを全面的に代替し得る技術的選択肢を提供することになります。

中国国家工業情報安全発展研究センターの試験担当者がロボットの技術検証を行ったところ、関節部の損傷やサイバー攻撃、ウイルスの埋め込みなどの状況で、従来型の電子アーキテクチャーを採用したロボットには、回路の機能停止や突然のシャットダウン、システムの制御不能などが発生しました。これに対し、完全中国製の電子アーキテクチャーを採用したロボットは厳しい安全試験をクリアし、安全な稼働を維持しました。これにより、同アーキテクチャーがリアルタイム制御、迅速な応答、障害の分離、サイバー攻撃への防御、システムの安全性などの能力を備えていることが示されています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News