韓国・「気楽な名節」が一変、旧家育ちの次男の妻、料理や祭祀の作法を次々指示
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【09月28日 KOREA WAVE】韓国で、名節を簡素に過ごし、家族旅行にも出かけるなど自由な雰囲気を大切にしてきた60代女性が、旧家で育った次男の妻の名節準備にストレスを感じているというエピソードが伝えられた。
JTBC「事件班長」によると、女性は夫と死別し、結婚した息子が2人いる。
女性自身、嫁だったころは名節のたびに多くの仕事をこなし苦労したため、2人の息子の妻には同じ負担をかけたくないと考えていた。
そのため一家は名節でも遅めの時間に集まり、一緒に食事をする程度だった。料理も食べる分だけ用意し、ときには家族旅行に出かけることもあった。長男の妻も、こうした婚家の雰囲気を気に入っていたという。
しかし、次男が結婚してから状況が変わり始めた。次男の妻は旧家で育ち、幼いころから名節料理の準備を手伝ってきた。家事にも積極的な性格で、結婚後初めての名節を前に、女性へ何を準備すればよいか尋ねた。
女性が「そのまま来ればいい。ご飯だけ食べて帰ろう」と答えたものの、次男の妻は名節当日、韓服姿で現れた。
次男の妻は「実家では名節になると家族全員が韓服を着る。今日はお義母さんに私の腕前をきちんと見せたい」と話し、「実家は何代も祭祀を続けてきた旧家。名節の膳はまず品数をそろえないと」と、ジョンと呼ばれる韓国風の焼き物を種類別に追加することを提案した。
女性が止めても、次男の妻は「私の言う通りにすればいい」とさまざまな作業を任せた。料理中にも「厚すぎる」「ひっくり返すときはこうする」などと一つ一つ指摘したという。
対立は、女性の亡き夫の祭祀を準備する際にさらに深まった。女性がこれまでの方法で祭祀の膳を整えると、次男の妻は皿の位置や料理の種類を直し、拝礼の順序まで自分の実家の方法に合わせようとした。
女性は「最初の名節は、うまくやろうとしているのだと思って我慢したが、夫の祭祀まで口を出されると、もう耐えられなかった」と吐露。長男の妻も「義妹が来てから、何をするにも顔色をうかがうようになった」と負担を訴えた。
女性は次男に「今度の名節は料理も作らず、外で食事する程度にしよう」と伝えたが、次男は「妻が全部やってくれるから母さんも楽だったのでは。料理が種類別に並び、家中に香ばしい油の匂いがしてよかった。それが本当の名節じゃないか」と妻を擁護した。
韓国オープンサイバー大学のパク・サンヒ教授(相談心理学)は「次男の妻には家族のために努力したいという意図があるかもしれないが、自分のやり方をほかの家族に強要してはいけない」と指摘。「気持ちはありがたいが、わが家にはわが家の方法があると、穏やかかつ毅然と伝える必要がある」と助言した。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News